Everything can changes

人は変わっていくという話。


この4月5月で、偶然にも数年ぶりに再会した人が複数人いる。いわゆる先輩や恩師のたぐいの方々。
皆一様に、2〜3年またはそれ以上ぶりに再会したものだから、俺も相手も所属や立場が大きく変わっている。
これは通常の進学と、日本の雇用状況(生涯一社勤続する人の割合のデータが欲しくて探したのだが、目的が漠然としすぎているためか見つからなかった)の関係があるのだが……要するに人の立場は変わっていくということ。変わっていくことは何もおかしなことでも珍しいことでもないということ。
人間が一番参考にする大人はやはり親であると思うのだが、うちは父親は転職などはしていないので(異動はある)、正直言えば、転職をする人や自営業で業種を変える人だけでなく、同業のまま他社に移ったり起業する大人すら、ほとんど見ずに育ってきたのだ。
それってどうなのと。このまま行ってれば、それが当たり前(排他的な意味で)というとんでもない勘違いをしたまま“大人になっていた”可能性も高い。が、しかし、人間必ずしもそうではないのだ。この1年でそれがよくわかったかな。


もっと一般論的に言えば、それは予定調和とか、長期的な不変なんてものは、もう(or最初から)この国には、或いはこの世界には存在しないということだ。諸行無常? 永遠に何かが続くなんてことはなくて、何かは絶対何かがきっかけになって始まり、終わる。なあなあで始まって終わることもあるけど、終わらないということはない。それを頭に叩き込んでおく。そして1年のサイクルを長くても80周か90周したら試合終了である。その時点での自分自身の満足が如何様か、というのが結果発表である。むむっ。