HAHA 待ってる、一緒に歌う時。

またP.S.でライブしてきました。祇園四条GYPSY HOUSE。
前回は鍵盤だったけど今回はギター。
多分こうしてコロコロ使う楽器が変わっていくんでしょう、未だにアコギでライブしてないしw
そのうちボンゴだのアコーディオンだの買うだろうし、もうどうしようもない。
とりあえずセトリ。


Smile/Nat King Cole
本番ではCharles Chaplinの曲と言いましたね。歌詞がついたのは戦後のこのVer.からです。
何人かのミュージシャンがカヴァーしていたのでどうしてもやりたかった。
まりこさんに思い切ってSuggestして、演奏できてよかった。
しかしオープニングアクトになると思わなかったのでなんとも言えない始まり方になりました。
まさか初っ端から大恐慌の話をすることになるとは……(^_^;)



スケアクロウ/the pillows
vo.をまりこさんに任せ、cajonとしてじょーさんに加わってもらってスケアクロウ
シンプルなロックだけど、いい曲ですよね。原曲のサウンドが(ストリングスのせいか)Oasisっぽく聞こえることが多々。
でも、隣で歌を聴きながら座ってギターを弾いたのはずいぶん久しぶり。



丸の内サディスティック/椎名林檎
スケアクロウから続く。Smileに続きここでもまりこさんがピアニカを、と思ったら本家でもかよ! 知らなかったい!
本当にGroove感のある曲が似合うんですよまりこさんは……俺のほうがちょっとリズム跳ねすぎてたけどw


と、ここまでが俺がもともと進めていた曲だったのですが(曲変更はあった)。
紆余曲折あって、もうひとつまりこさんがやっていたバンドに俺もギターで参加することに。
ベースはいわやん、ドラムはちよさん! これで1回だけスタジオで合わせてました。



ふわふわ時間/放課後ティータイム
で、そのスタジオで突発的にやることを決めたのがこの曲。
あれ、なんでやろうっていう話になったんだっけ。いわやんがスコア持ってたから? いわやんが練習したことがあったからかな。
俺とちよさんは『けいおん!』の曲をひと通り聴いていたのでノリノリでセッションして大層不審でございました。
でも、そうだなー例えば、ビートルズの曲なら、いきなりセッションしてみよう、と挙げることはあるけど、もっともっと若い人は、それが放課後ティータイムの曲に変わっていくのかな、なんて思ったりもする。
テン年代の新しいスタンダードかもしれぬ……。



サボテン/ポルノグラフィティ
ラストはこの曲。昔聴いたけど改めて聴いて、歌詞が妙に心に残るな……普段歌詞なんて聴いてない派なんだけど。とくにラブソングの歌詞は聴いてないw
本当はもうひとりギタリストが欲しかったかな?


今回まりこさんとがっつり組んでみて感じたのですが、すごくやりやすいと思ったのは、歌い慣れていらっしゃるということはもちろんのこと、自分の声の性格・性質を熟知されているというのが、横でギター鳴らしてる身としては、一番やりやすいと感じた理由だと思います(←日本語の書き出しと終わりがつながらない……)。
自分の歌える/歌いやすい曲や音域を把握するというのは、はっきり言って高い声が出たりすることよりも、ずっと大事だろ、歌唱力ってそういう事なんじゃないの、と4月くらいから考えていたところです。
その延長線上にこのライブをやることができて、自分にとっても良かったと思います。


技術的・機械的なこと、アレンジメントのこと。
今回はマルチエフェクターを持ち込んだんですが、やっとマルチを足元ではなく手元に置いて、コンソール的に使えた……これがやりたかった。1年くらい。
ちょうど1年前、とんがりぼうしのプレバン=アンシャンテでのライブで初めてライブに投入したけど、やっぱり足でコントロールするというのは俺にとっては鬼門。当時それでもワウペダルをガンガン踏んでたけど。
手元にいろいろ置いてライブしたいんだよね。KAOSSILATORなんかあったら泣いて喜ぶ

バンドのほうでの音作りというか、パート分けが基本3ピース型だったのがちょっと大変だった。ストロークもしておきたいけどリードも弾きたいという……結局本番でどう弾いたのか記憶にないけどwでもギターが一人しかいない(かつ、キーボードもいない)バンドってどうアレンジしたらいいのか分からぬ……。
昨年末頃から今年の春頃まで、DAWで作った音源との同期演奏を試したことがあるけど、PAシステムでちゃんと自分の耳にバッキングが入ってこないとはっきり言って演奏なんか出来たもんじゃなかったし。そういう設備や人数の兼ね合いっていうのは、多分ずっと考え続けることになるのでせう。

Roland EDIROL USBオーディオ・キャプチャーUA-4FX 24ビット 96kHz

Roland EDIROL USBオーディオ・キャプチャーUA-4FX 24ビット 96kHz

あと全然関係ない話なんですけど、UA-4FXっていうオーディオインターフェイスをとんがりぼうし時代に入手しているのですが、これと集音できるマイクがあれば、Ustreamをもっと良い音質でキャスティングできるんじゃないかと思って勝手にマイクを探してるんです。
Podcastなどの音声オンリーのメディアはもちろん、UstreamYoutubeとかの映像コンテンツでも、意外と音質が重要=音質がいいと画質が悪くても良く感じるというのを、まったく別ジャンルですが、quzyさんという方から学びました。オーディオ系の技術・知識はかなり吸収させていただいています。
いわんやこちらは音楽サークル、マイクを探す分にはタダなんだから、俺が勝手に何かする分にはいいんじゃないかなーなんて思ってみたり。
でもマイクってなかなか10メートルも20メートルも先の音を拾ってくれないので、集音についていろいろ調べています。指向性は無指向性がどうやらベストらしいとか、パラボラマイクなら拾いやすいんじゃないかとか、少しずつ見えてくるものはあるんですが、そもそも完全にマイクのないライブの音を拾ってストリーミングするという前例があまりないので……。パーソナルなUstやニコ生なら、10mも先の音を拾う必要はないわけやし。
集音マイクを各楽器やボーカルにつけて(普通のバンドだとそうする)、それを手元のミキシングコンソールであんなコトやこんなコトをして配信もできますが、それをやるのは大変です。サークルのコンセプトに反するかもしれない。

ヤマハ ミキシングコンソール MG102C

ヤマハ ミキシングコンソール MG102C

ちなみに今回のGYPSY HOUSEではスタッフさんがPAをしてくださったし、楽器の片付け等もそうでした……手伝う必要がなかったことに違和感を感じる。