Masterpiece

年間、新譜CDは20枚くらい聴いている。でもその半分くらいは、わりとすぐ聴かなくなっちゃう。みんなそんなもんだと思う。
2010年と2011年(6月まで)に聴いた新譜(ベストアルバムは除く)をまとめて、そこから継続的に聴くようになったアルバムをリストアップすると、こんな風になった。


2010年
大貫妙子坂本龍一『UTAU』
茅原実里『Sing All Love』
東京事変『スポーツ』
pupa『dreaming pupa』
放課後ティータイム放課後ティータイムⅡ』
槇原敬之『不安の中に手を突っ込んで』
水樹奈々IMPACT EXCITER
Larry Carlton & Tak Matsumoto『Take Your Pick』

dreaming pupa

dreaming pupa

2011年
V.A.『We Love Mackey』
坂本真綾『You can't catch me』
坂本美雨『HATSUKOI』
CMB『SOUND MAJESTY』
高野寛『カメレオン・ポップ』
豊崎愛生『love your life, love my life』
Beady Eye『Defferent Gear, Still Speeding』
細野晴臣『HoSoNoVa』
松任谷由実『Road Show』

love your life,love my life(初回限定盤)(DVD付)

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実際は、たとえばMr ChildrenやスピッツやらT-SQUAREやら秦基博やらMay'nやら、ああそういえばBUMP OF CHICKENの『COSMONAUT』まだ聴いてなかったけど、まあリストアップした奴の2〜3倍くらいは聴いてみる。そしてたまにしか聴かなくなってしまうw
それは自分にとってMasterpieceにならなかった、ってことだから、仕方ない。聴き直して良さが分かる時もあるし。
モノによるけど、本当に気に入って一生聴くようなアルバムは、CDで持っておきたいよね。
HDDがクラッシュしても迅速に復旧できる……そして、今となってはあまり意味はないと分かってはいても、盤から音楽をかけたくなってしまうw こんだけMP3にどっぷり浸かって生活しているので、今更CD原盤至上主義的なことは言いませんが。
でもなんというか、ただの私有欲だと思うけどね。ビートルズなんかも一昨年出たBOX揃えてみたいけど。受験生だったのにコレが出るというだけで(買うわけでもないのに)ワクワクしてた。monoかstereoどっちがいいかな、とか考えたり。その成り立ちゆえmonoで聴いてこそ!って人も居るけど、俺はこだわりはない……。


まあでも、死ぬまでに揃えたいCDってあるよ。MP3持ってるものがほとんどだし、せいぜい20枚か30枚くらいだから、多分いつかは揃えられると思う。紙ジャケ!紙ジャケ!

ザ・ビートルズ・ボックス

ザ・ビートルズ・ボックス


レコードからCDになって、CDで音楽を揃え直す人はいたと思うけど、CDはレコードに対して、一応代替的なものだよね、個人的な好みなどを別にすれば、音質とか大きさとかいろいろと。
でもCDに対するMP3がオルタナティブなものであるかといえばそうではないし、どちらかが上級財かといえば……強いて言えばCDのほうが上級財かなぁ。音楽の“裾”、あるいは“初乗り料金”が広がったとは思うけど。