Hello Goodbye

2010年もおしまいですね。


2009年が終わるとき、2009年は“成長の1年”であり、2010年は“革新の1年”になるだろうという予想をしました。
浪人しないことが決まっていた自分にとってはそれはほぼ既定事項だったわけですが、それでもここまでガラリと変化するとは思わなかった。


生活環境が変わり、自分でアルバイトをするようになり、そしていろんな人と出会った。学校やバイト先だけでも充分カルチャーショックだったのに、それだけじゃない。


4月のradio minorhythm公録や、Sing All Love ツアーで、初めて声優のライブなんか観たし、バンドのコンサートに負けないくらいカッコ良かったと思った。俺が好きなモノに、悪いモノはないと信じてます。いつでも質の高いものを好きになれると、自分では思ってますから。
5月のリチャード・クレイダーマン、10月のNORIYUKI MAKIHARA SYMPHONY ORCHESTRA CONCERT  "cELEBRATION 2010" 〜Sing Out Gleefully!〜なんかのコンサートも行ったし、奈良に遊びに行ったりも何回もしたし。
サークルは結局移ることになったけど、前のサークルで過ごした時間も楽しかったし。わざわざシャトルバス乗って今出川くんだりまで行ったり、俺が仕方なくシンセ弾いてバンドを成り立たせたり、そういう大変なことをしていた時が、本当は一番楽しかったんですね。
いろんな人と出会って、いろんな人と別れてしまった。もう二度と会わないであろう友人もいるでしょう。それでも、ずっと友人であるだろうという人もいる。
それでいい。人は同じところにはとどまれないんですよね。いつか、それが明日かもしれないし、死に別れる時かもしれないけど、皆と順々に出会い別れていく。
今年はたまたまそういう機会が多かっただけで、これもきっと人生のごく一部なんだな、と思ってみたり。


サークルを移籍したから別れがあるし、新しいP.S.での出会いもある。スクツプラスに行けばF1ファンの方々と出会えた。
minorhythm公録の時には、千葉に(東京駅まですぐそこだ!)住んでる友人が遊びに来てくれたし。
バイト2つやってっから、そこでの人脈がある。Twittermixiで出会った人たちもいる。
特に、Twitterからバンドを組んでみよう、とちょっと動きがある(現在進行形)し。
初心者率が高いからバンドとしては長期的なものじゃないと思うけど、経験を積むには面白い。
いーやむしろ初心者相手のセッションはかなりやり飽きてる!? 自分よりうまい人とも、もっとやってみたいよね。


あまり大学でのお勉強などについて触れてませんね。
大学の必修授業だけでは、あまり意味を持たない。それを自分で、習って分かる範囲で当てはめてみたり、いろんな本を読んでみたりしてみて、やっと身に付いてる感じ。
それはそれで大事なことだし必要なことだし、別に悪いとは思ってないけど、効率は良くないですw
経済学部に入った理由の10%くらいは、実はF1だったり。残り90%が真面目な理由だから別にいいけどね。おまけで特典がつくようなもんさ。


お金を持つようになったから外食も増えたし、うまいもの食べるっていう楽しみが増えたしね。
まあ大体は南草津Rajuに行ったりしてるけどさ。
モノだけじゃなく、楽しい「時間」をカネで買うっていう考え方が出来た。
飲み会の機会はこれから減ると思うけど、それも「時間」を買ってる(と思うようにしてた)。
モノを買うときは、その半分は「満足」を買ってるんじゃないかと思ってる。効用とかなんとか言うけどさ。
つまり、幸せの一部は、買えるってこと。これは大事なこと。


モノやお金があればいつでも必ず幸せだとは言わないけど、お金があれば手に入る幸せもあれば、お金が無いことによる不幸もある。
ましてや、お金はないけど幸福というのは、あまりお目にかかれるもんじゃない。
そういうことさ。当然かもね。


あ、そのRajuについては、またちゃんとご紹介したいと思ってるんです。
もう3回も行っちゃったけど、4回目行ったら踏ん切りがつくかも。


音楽面での引き出しも広がりましたね。ものすごく。
アコースティックギターアコースティックピアノ(いわゆる普通のピアノ)しか扱えなかったはずが、いつの間にせっせとバイトしてエレキギターやらベースやらマルチエフェクターやらMIDIキーボードやらオーディオインターフェースやら買っちゃったんだろう。いくらSONAR LEがたまたま手に入ったからって。あれが旧バージョンだったら、多分触ろうと思わなかったですよね。


まあ、そんな感じですよ。今年は色んなことが変わった。
来年もまた変わると思いますよ。


ここからは悪いこと。


まあ、遊びすぎました。っていうか基本的に、利己的に動きすぎたと思うし、あまり人の役に立てなかったような。
今楽しければいい」みたいな行動が多すぎた気がするから、自重せねば。
要するに後先考えなくなってるんですよ。ヤケクソが増えた。おいおい。


他人との付き合いでは、確かにすごい人とも出会えたけど、クソみたいなヤツもいますわね。まあRubbishだと思えば友人にはなれないけれど。
そりゃあもう大学に入る時から、人間のクオリティの幅というか、落差というか、そう言うのの上限と下限がすごく広いことくらい分かってたんで別にいいです。
ただ、大学入ってからえらく怒ることが増えた。誰かの面倒を見なくてはいけないとか、そういう理由でね。
んでストレスから病院行ったりとか。ああ、精神科じゃなくて内科ですけど。
「お前らもうちょっとしっかりせえよ!」と思うこと多数。「出来そうにないなら相談してくれ!」っていうのも含む。
まあでも、他人への要求が高すぎたのかなと反省もしています。
そもそも友人とは互いを高め合える存在であるべきなのに、今年はあまり俺自身が他人の役に立った記憶がないので、それこそデカい口を叩ける自信はねーな。


というか、俺自身が(出来もしないくせに)自分のことは人に頼らずに自分で処理してしまうタイプだから、あまり人に頼ったりした経験がないのね。
テスト勉強とか基本的に独力だしねえ。それでバカを見た経験もないこともない。まあリア充ってやつさ。
通学が大変になったりして、俺一人の体力ではそろそろ限界に達してきてるので、そろそろ人に頼ることも覚えなくてはいけませんね。もちろんギブ・アンド・テイクで。


金遣いも荒かった気がする。音楽のモノを買ってたから仕方ないけどね。
来年はもう少し出費を抑えたいと思います。1月は自粛モード。2月にZepp大阪行くけど、それもけっこうお金かかりそうだなあ。
免許とかいつ取れるんだろ。クルマが欲しいとも特に思わないけど、鈴鹿だけはね、近鉄特急で遠路はるばる行くのは嫌よ。
確かにクルマがあれば、時刻表は要らないし、終電もないね。


とりあえずね、目を背けたい現実なんだけど、将来についても考えなきゃいけない。
俺は本当に、この世界で大丈夫なんだろうか。もう何も信用できない時代ですよね。
これだけはもう何にも言えない状態が、ずっと続いてます。どうなるの、そしてどうするの。


ああ、まずは目先の将来、期末試験と、正月の初詣なんかについて考えることにしましょう。
年賀状を今年は大幅に絞りました。でも住所はいろんな人に教えてあるので、誰から来るかわかりません。
ハガキがあったら返します。なかったらマジごめん。
近年は郵便局がさばくのが大変らしくて、余ってくるとか何とか言うけど、結局どこに行ったんだ。金券屋に行けばいいの?
あ、年賀状の画像は(自身の個人情報に留意した上で)公開しようかなと考えています。


まあ、そんなわけで、2011年もよろしくお願い致します。どうしようもないド畜生ですが、愛想尽かさないでやってくださいね。


皆さんも、良いお年を!


2010年12月31日 なめ