From The East To The West

前回の記事の通り、行ってきましたよスクツプラス大阪!
使用路線は以下のとおり。


近鉄京都線の定期の都合上、行きしなは珍妙不可思議なルートで行きましたが、
京阪の特急の2階席から下界を見下ろして優越感に浸りながら旅するのも、またオツなもんです。
近鉄でも出来ます。奈良まで行く時にたまにやりますけど、特急料金取られます。でも京阪はロハでいけます。



京阪北浜駅で下車。そこから堺筋をまっすぐ南に下ればよかったんですが、出口のセレクトが悪く、



中之島の辺りまで放浪してましたw

その後、大きく迂回してなんとか辿り着きました。
下調べが甘すぎましたね。これちゃんと調べたら普通に行けるんですよ。
良かったのは会場のアクセス。悪かったのは俺の心構えというわけです。



会場はこんな感じ。詳しくは大阪ケイオスカフェさんのホームページに分かりやすい説明があります。


自分は『すくつ』関係のイベントには初参加、しかも一番若造(未成年自分だけでしたw)やったけど、もう面白かったにもほどがある。
ニコニコ動画から始まったはずのquzyさんの活動が、なぜPodcastという媒体に移ったか、っていうのがやっぱり興味深いというか、一番「へえー!」と思ったお話でございました。
あまり詳しくお話できるかわかりませんが……他人の作ったもの著作権侵害してMADを作っても、それは(仮にどんなに創造性があっても)大人の世界では評価されないということですね。


(写真提供 CC: 大阪ケイオスカフェ・岡本様)

その他にももちろん面白いお話はたくさんありました。
つい忘れてしまうF1ニュース……ステファンGPとかね! そういったものも思い出せましたしw


他の方々が5分ずつお話をされた時も、自分は普段チェックしないアメリカンモータースポーツのことや、ニック・ハイドフェルドをこのままフェードアウトさせてはいけないということなど……皆さんがそれぞれの考え方や、趣味や、目標をお持ちでいらっしゃって、それを胸に秘めながら「すくつ」に参加しているというのは、すごく素晴らしいことだと思うんです。
なんとなく寄り集まってももちろん楽しいのですが、実は野望を抱いている方が、かなりいらっしゃるようで。
F1ファンが必ずしもそうだとは思ってなかったんです。こんな「自分から何かがやりたい!」というタイプのファンってあまりお見かけしたことがないので、それも驚きでした。


ちなみに、オーディオのハード/ソフトウェアのお話でも興奮してましたよ自分。



謎の可愛さを誇るキャラクター『たれくびさ』


ホンモノよりイケメンなカムイさん。

ここから下も(写真提供 CC: 大阪ケイオスカフェ・岡本様)です。




マスコットキャラクター「きゅーじぃーたん」。

愛が溢れてる。


西日本を中心に、各地から持ち込まれたお土産。
鳴門わかめとか! 今打ち込んだら「鳴門わかめシャンプー」って予測変換でたよ何これ!
俺はこの写真に写ったうばがもちを持って行きましたが、あんまり人気なかったかな。普通に美味しいけど。
結局、数人の方々が(俺に押し付けられて)持って帰ってくださいました。


さくら水産での二次会にも参加させていただいて思ったのですが、やはり世界は広いなぁと。


どんな集団でも、そこにいる人って何かしら共通項があるじゃないですか。クラスとか、町内とか、同じ職場とか。
そこにいる人たちってみんな同じ習慣っていうか環境にいるから、何かしら“似て”くると思う。
でも、この「すくつ」のイベントに来ている方々は、F1ファンということ以外全然似ていない。(そこが“似てる”ポイントなんですけどねw)
年齢もバラバラ、まさに老若男女。そのバラバラな人たちが、ちょっとしたことがきっかけでハマったF1という趣味から集まってる。
不思議なものですね。
住んでいるところもバラバラです。遠いところだと千葉とか大分とか、かと思ったら自分の「近所」と言える方も何人もいらっしゃったし。
それでも皆さんF1が好きで、『エフワンの巣窟』という共通項で結ばれているというのはすごい。
例えば国民的アイドルにでもなってるなら分からんでもないけど、『エフワンの巣窟』っていうテレビ番組があるわけでもなし。
F1っていうマイナースポーツファンの一派閥(?)ですよね。
そんなアンダーグラウンドで、自分の地元の友人だけだと話が通じなさそうなことで、盛り上がれる。
インターネットってスゴいですよね。今さらですけど。
ネットの交流から1:1でのコミュニケーションを取るようになって友人関係に発展した人は何人もいますが、こういった集会・集団になると、余計にネットってすごいな、と思うのです。
まあ、当たり前の話なんですけどね。10年か20年か知らないけど、昔から行われてきたことの、延長線だけれど。
それでもやはり日本は広くて、いろんな人がいて、探せば俺みたいな変なヤツでも、よく似た人がいるかも知れない。同じことを考えているかもしれない。
もちろん全然境遇や考え方の違う人もたくさんいて、それで当たり前。
うん、至極アタリマエのことです。何をこんなに驚いているんだと思うかもしれませんが。
高校までの、広い意味で似たような人間の集まってた環境から離れて、今いろんな人と出会って、そういう事を考える機会が増えたんです。


来年1月3日の新年会には参加できませんが、またいつか参加させていただけるといいですね。
Podcastエフワンの巣窟』も、とりあえず今シーズンは終わりましたが、まだまだ“何か”は続けて行かれるのかな、と勝手に思っています。


何はともあれ、24日の日本橋と合わせて、楽しいクリスマスでした。
また来年以降も、楽しいクリスマスでありたいものです。