音楽の計画


明光義塾で初仕事を終えた心境でも語りましょう。個人情報保護法と、企業秘密に触れないレベルでね。

差別的と思われる表現もあえてそのまま使っています。気分を害したら申し訳ないのですが……自分の心境を的確に書き表したいので。先に謝っておきます。申しわけありません。


塾講師、とりわけ個別指導補習塾の講師というのは、現実と理想が乖離した職種です。理想を言えば生徒にはバリバリ勉強して欲しい。でも実際はやる気を出してくれない。正直言って身内なら怒鳴ってるかも、というときもあります。そこには進学塾とは違った種類の苦労がある。
まあ、仕事に入るまでに予習したりする必要がないのは、塾講師としては安めの給料を考えてもラクですけどね。塾講師の仕事で予習ってどうなの?以前、三谷が予習が要るって教えてくれたけどね。塾にもよるが。同業他社の方、情報プリーズ。
俺らは予習が要るレベルにすら達してないことしか教えてないっす。同志社だからないとは思うけど、まかり間違って学志舎で働いたらどんなレベルの高いこと教えなきゃいけないかわからんわ。誇りもやりがいもあるし、生徒は聞き分けいいですけどね。


俺も入ってみて初めてわかったんですよ。いわゆる落ちこぼれというカテゴリに入る生徒が……いや、世間の過半数を占める偏差値55以下の生徒が、どんな気持ちで、どんなことを考えながら嫌々勉強しているのか、その現実の片鱗を垣間見た気がしました。
それは学志舎から膳所高校へと疑いすら持つことなく一直線に走って来た自分にとっては別世界も等しかった。むしろ、同級生の中での落ちこぼれがどんな塾に行っていたのか疑問だったんですが(だって、つい最近までは学志舎みたいなスパルタ進学塾にしか価値を見出していなかったしね)、そうか今になって考えてみたら、彼らはこういう塾に行っていたのか。
基本的な学力が違うから、その先に待っている、例えば高校の価値も違います。俺にとって膳所高校は価値のある高校だったけど○○高校は行っても無駄、と思ったり、同志社大学なら私立としては最高だが○○大学に高いカネ払って行ってどうするの?と思う、その物差し自体が違うんです。そこら辺で口を滑らせることはないですけど。


彼らにやる気を出させるのは大変です。人間を相手にしている職業というだけで思うとおりに行かないことは多々あると思いますが、ましてや相手はぐうたらな子供ですからね。本当は「俺の中3時を見習え!」と言ってやりたいですけど、そうもいかない。俺にメンタル面で出来ることは。一緒に頑張ろう、と励ますことです。それものらりくらりとかわされるし!


あとあれだ。生徒一人ひとりの個性に合わせて細やかな対応ってのが学志舎にはなかった考え方。俺達にとっては養成所的な意味合いを持っていたのが “塾”でしたが、明光義塾はなんというか、“サービス業”っすね。
普通、「郷に入っては郷に従え」だろうが、と思わないでもない。集団ってのは本来そうなんだが、個別指導ですからねぇ……極端な話、学校教育という集団についていけない子たちが来てるわけですからね。


今日1回授業しただけでも、俺の仕事に妥協しない、他人に厳しい性格が必要以上に出てしまいました。本当は俺に与えられた権限や、明光義塾のマニュアル外のこともみっちりやってやりたいという想いがあるんです。
それが空回りして、生徒との距離感の取り方にさじ加減を決めきれなかった部分があった。俺は俺なりに良かれと思ってやったことなんで、これから改善はしていくがミスそのものに後悔はない、有意義なミスだったと思う。
まだ分からないことが多いなりにその場のベストベストできて、トータルで見たときにどうなるか、っていう話ですよね。



でも明光義塾として、新人として、そして一講師として何をやっても良くて何をやってはいけないのかは、諸先輩や上司の方とすり合わせというか…… 学んだり確認しているところです。「○○やってもいいですか?」って聞いて、「今はまだ。慣れてきてからな」とか、「これはやりすぎやで」と言われることは多々あります。仕方ないですよ、さじ加減は経験して学ぶしかない。
っていうか研修中に言われたけど、生徒同様、先生も自信の授業に完璧なんか永遠に無いってさ。良し悪しはあるしベテランはやっぱりすごいけど、自分が120%満足のいく授業ってなかなか出来ないって。
やったろやないかい。ゼニが絡むと凶暴になる俺の強烈なプロ意識と向上心、ここらで見したらあ。タイムリミット3年半でどこまで出来るかやったるわ。
絶え間ない改善が大好きな俺に向いてるかもしれん。周囲が、というか生徒はシステマティックになんか動きませんけどね。こっちが“勉強以外の面で”ガンガン成長していくという点においてはこの明光義塾、なかなかいいかもしれん。


卒業までに鉄人になったる。28号じゃないぞ。
仕事を始めた頃とは別人のようなプロフェッショナルになった未来の自分に向かってみてもいいんじゃないですかね。



同志社入学以来毎日3〜4kmほど歩いているせいか体重が落ちました。
高校入学時に52kg、高2の夏で50kgに夏痩せ、その直後の修学旅行の北海道のうまいもんにあっさり52kgに戻され、受験中の運動不足と自由登校などでMAX54kgくらいまであったんですが、さっき体重計に乗ったら50kgを切りかけていました。恐るべし同志社、恐るべし夏痩せです。我が家で一番痩せる必要のない俺が体重が減ってます。筋肉量が少ない分そう簡単に落ちないはずなんですけどね。
しかも真っ黒に焼けて、祖母に「プールの授業でもあったのか」と言われました。元からこんな色だから余計なお世話ですよね。むしろ見たままの感想を述べればそう見えかねないからこそ、ある意味理にかなっているとも思うわけですが。


マルチエフェクターを貸し出しました。まあ同じバンドの奴だから大丈夫だ。
BOSS ME-25が今極端に品薄になっているらしい。メーカーにすらないって。俺が買った5月頃は草津にも大阪にも普通に売ってたけど。なんで今になってみんな欲しがるんだろう。発売はこの冬だったんだぞ。
でもあれ結構便利です。俺多分死ぬまで使える。当然、ちょっと蹴飛ばしたりしたくらいじゃ壊れないしね。みんなマルチエフェクターあんまり使ってない、っていうかエフェクター使ってる人が少ない?


俺がいない間に、いよいよ本バンド『テトラポッド』始動です。
俺はリードギターですがに、俺もギターボーカル扱いにしてくれました。素晴らしい独断! ギターボーカルやるためには、コードとはいえギターを無意識で弾けるくらい慣熟している必要があるのですが、それがリードギターと比べてどれくらい大変なのかはわからんです単純比較は出来ない。ただ問題は、入れ替わる可能性を残すことで峰生に対して負担が増えたりしないか、ということです。


やりたい曲はいくつか出て来たんですが、楽譜探しが大変です。
こうやってシンコーミュージックとかドレミとかの楽譜ラインナップを見てて思うんですけど、楽譜ってサークル内で回せないもんですかね?それこそ小規模な図書館の体をなすような。会費から基金(?)を作って楽譜を買っておくという。そうすれば1曲のために何千円もするバンドスコアなんか買わなくて済むしね。大体バンドピースがある曲しか出来ないなんてのはナンセンスだと思いませんか。高校時分にロクに楽譜なんぞ読みやしなかったからあまり楽譜に苦労したことがなく、というか俺個人の話をすれば楽譜は参考資料でこそあれ順守すべきものではないので、楽譜というものをあまり意識したことがないのです。むしろニコ動見るとか音源聴いたほうがいいね。ニコ動はやばい、答え合わせに等しい……弾いてもいないのに上達するっていう。畳の上の水練に近いものはあるけど、それでもかなり参考になることは間違いありません。
楽器が上達していくうちに、やっぱり楽譜って要らなくなっていくものですか?将来的に楽譜という足かせがなくなったら、経済的にも時間的にもものすごく楽になるんですけれど。


で、まあ、そんな総会に行けない間、俺は滋賀県内某所にて、ビフォーアフターもびっくりの解体業務に従事していたわけでございます。家が何か店やってるよ、という方はお分かりかと思いますが、店ってのはいつかなくなるもんなんです。今度はうちの番が来ましたね。もう70年くらいになるでしょうか。入ってる店関係なく築年数で言えば100年超えてるだろうけど、そういう店がまた1つ引き払われていく、ってなもんなんです。
あ、ちなみに俺の家に来たことがない人に言っておきますけど、別に俺の自宅がなくなるわけじゃないですからね!
しかし疲れた。結局5時間くらいやってたね。50年前の新聞とかが普通に出てきた。


現在、とんがりぼうしと並行して地元バンドの立ち上げを画策しております。
テンポラリなものなのかパーマネントなものなのかはまだわかりませんが、やってみたいと思っていることは確かです。
ドラマーを1名募集しております。活動場所は滋賀県湖南地域。曲目は全然決まってませんが、the pillowsでもミスチルでもBUMP OF CHICKENでも、はたまたYMOでもOasisでもThe Beatlesでもいけます。でもあんまり流行りものに走るとは思いません。何はともあれ応相談です。


あと、とんがりぼうし関係なく、インストゥルメンタルの音楽がやりたいです。T-SQUAREとかYMOとか葉加瀬太郎と0か、脳内のジャンルはそんな統一されてないけど。でも何もボーカルの居るロックバンドだけが音楽じゃないとは思うわけですよ。そういうことまで考えてしまうからどこに行っても変人扱いされるんだな。多分とんがりでも変に覚えられてしまう予感がする。本バンドのさらに次につながるなら、それでもいいんだが。



さらにさらに、また音楽の話に戻りますが、5本用ギタースタンド WARWICK ROCKSTAND-5を買いました。こんなところだけこだわりのワーウィック製なんですが、哀しいかなMade in China。まあ俺のSquier Stratもそうなんですが。
妙に部品同士の微妙なマッチングが悪かったりする辺り、ブランドを信頼して買ったのに……とがっかりしないでもないです。ネジの合わせもなんかおかしいなーと思って親父に見てもらったら、ネジの材質が弱くてネジ山が潰れそうってマジですか。
2本しかギター持ってないのに5本用を買ったことを笑わないでください。アコギは2本分取ってるしもし将来的にベース買ったら?何かの弾みに(重いから自宅だけだと思うけど)レスポールなんぞ買ったら?もしフェンダーにステップアップしたら?そういうありとあらゆる可能性があるので、そして大は小を兼ねるの考え方に基づいてあえて3本用ではなく5本用をセレクトしています。7本用もありましたがそれはパス。デカすぎ。


最後に地元の話。
なんか8月末に草津アルプラザアニメイトが出来るそうな(http://bit.ly/aTby5d)。地元の知り合いの目を気にしながらアニメイト行くのもなんだかな。っていうか時給安い。本当に“アニメイトで働きたい人のためのバイト”だわな。
今までは地元にないことがある程度の抑止力になっていたことは疑いようのない事実ですが、これからは下手したら入り浸ってしまいかねない。アルプラザ内だから9時までやってるし。っていうかどの辺りに作るのさ?空きスペースなんかあった?。
平柿書店やJEUGIAも一部分野は大打撃ですね。草津市内でならHYPERBOOKSとかJOSHINがかなり痛手を被りそう。

まあそんなこと言いながら、CDとか本とかフラゲできるからがっつり利用しますけどね。