7月の雨の降る日、私はなにもしないでいる

7月です。旧暦では文月、英語ではJulyだった?



というわけで買ってきましたよ。槇原敬之『不安の中に手を突っ込んで』。
7月に入り、激動の2010年の後半一発目はこいつの感想。


全体的に、ものすごくギターが多い。鍵盤成分が減ってるんじゃないかと思うくらいギターが主役のアルバムになっている。音の雰囲気も良く言えばアットホームな感じで、汚い言い方ならちょっとジャンキーかな?という印象を受ける。別にサウンドが汚いわけじゃないけれども……『LiFE IN DOWNTOWN』に似た雰囲気があるね。バンドっぽい。タイトルナンバーの『不安の中に手を突っ込んで』辺りが一番分かりやすい例です。
っていうか歌詞カード見たら生バンド多い。今回また屋敷豪太さんが来てるぞ!あとは石成さん、佐橋さん、Tomi Yoさん、大石さん……このメンバーでのcELEBRATIONは確定でしょうが、これをcELEBRATIONに持ち込むのはちょっと想像つかない。コーラスがかなり厚みがあって豪華なので、それは今回の売りになると思うね。
『In love again?』なんか、『君は僕の宝物』をどことなく連想させるような曲調です。絶対意識して作っていると思う!cELEBRATIONで一番期待できる曲です。四十路を越えた自分をしっかり見つめた歌だ。昔の曲も魅力的だけれど、20代前半で作った曲ばかりでは面白くない。本当にあの頃“青年だった”おっさんを描いているから、昔のマッキーが好きな人こそこの曲を聴いて欲しいな。
『おさらばだ』も元々『赤いマフラー』のカップリング『お元気で!』ありながら、今回歌詞を変えて再録されています。東京スカパラダイスオーケストラが参加してくれているけど、曲の良さはやっぱりこういうジャンルのプロだからもう完璧!軽快なテンポに厚みのある(ホンモノの!)ブラスセクション。クラシカルなオケとはまた違った良さがあります。


そして『別冊カドカワ』総力特集槇原敬之。すごいです。最初から最後までマッキーのことしか書いてないよ!鈴木おさむ持田香織亀田誠治CHEMISTRY秦基博美輪明宏常田真太郎スキマスイッチ)、JUJU、鈴木雅之松たか子夏川りみ中村中藤井フミヤ……そして坂本龍一。マッキーが影響を受け、与えた人たちが総出演。ニューアルバムの話から20年前の話まで盛りだくさん!(俺自身の感想はコレの影響を受けないように書いた)
全アルバムレビューもあるしプライベートスタジオ訪問も愛犬紹介もある!山弦小倉博和佐橋佳幸両氏の音楽裁判も面白い!
1,300円もしたけど、3,000円分くらいの価値があるよ。やっぱり専門誌は良いものですな。角川書店には萌えアニメでも搾取されてるわけですが……。


10月のオーケストラコンサート“cELEBRATION”も申し込んで来ました。当たったら母と行って来ます。今回は普通のライブではなく20周年のオーケストラだからと母を口説き落としましたので。





グランツーリスモ5の話。


E3の映像とか発表事項を見ながら、先に結論を言っときます。
ポリフォニー・デジタルの長所はこだわりのある、スキのない製品を作れること。
短所は期日を守らないこと。これは会社としてどうなのかと。現にGT4はクリスマス商戦を逃してる。
そしてそれは社長の山内一典の性格がそのまま出ている(ワンマンなのか?)。この人いつの間にか金持ちになってやがった。
延期をソニーが許さなくても、「妥協されるくらいなら待つ」というユーザーがそれを許している節があるし、むしろ近年は「またかよしゃーねーな」と諦めつつあることもまた事実。そこまでしてでもスキなく完璧に圧倒されたいんだ。


GT5Pからクルマも引き継げるらしい。やった!
Top Gearのテストコースも収録されるから、新車レビューも有名人レースも馬鹿馬鹿しい企画も出来るわけだ。
4K2K画質(フルHDの2倍×2倍)のフォトモード、YouTubeへのリプレイ映像エクスポート(=PCへのエクスポート)、プレミアムカーはインテリアや車体構造まで完全再現、マシン破損もあり!(修理費は?)
ここまで見て来ただけでもポリフォニーは(その時その時で持てる)技術のすべてをつぎ込んでベストな製品を作ろうとしている。ついでにオンラインもとうとう友人との対戦が可能になったし。
車種としてはやっとスーパーGTのSCとGT-Rに乗れる!少なくとも3種類ずつくらい入ってくれたら嬉しいのにな。
NASCARは要らないけど、レッドブルとコラボレーションするみたいなんで、また何か面白い企画があれば面白そう。


おまけ、F1の話。
最近忙しくてF1のレースそのものを見ていなかったんですけど、昨日久々にバレンシアを見ました。カムイは何故あんなにピットインを引っ張れたんだ?
ラストに空タンクとニュータイヤでアロンソブエミを抜き去るシーンは見事でしたね。もちろん今年のベストレース。
でも上位チームにアピールするにはもう一押しだ。クビサスーティル、或いはかつてのルノー復帰後のアロンソのように中堅チームで恐ろしい速さを見せているドライバーがいるので、彼らに負けないくらいの活躍を今のカムイがもっと出来れば、“たった1人の日本代表”にも或いはまたステップアップするチャンスもあるのかもしれない。


昨日スタジオ練習行ってきて、今日疲労困憊です。
練習そのものは楽しかったし有意義だったんですが、そこにいたるまでがしんどすぎた。荷物とか荷物とか荷物とか。通常の荷物(軽量化を敢行したはずなのにいまだ重い)に加え、ストラトエフェクターボード……これだけ持って田辺坂を這い上がったりしたからね。こないだコントラバスか何かをカートにくくりつけて運んでる奴がいたけど、うん、賢いわ……。
軽量なはずのストラトですらこんなんですからね。前にGibsonレス・ポールスタジオを触らせてもらった時なんかものすごく重かったし。『けいおん!』とか見てても「レス・ポールってそんな重いか?」と疑っていたんですが、ここにきてようやくその意味がわかりました。
バンド全体ではなく俺個人としての収穫は、シャトルバスの乗り方がわかったことと、マルチエフェクターの機能をひとつ発見したこと。脚力が弱いので今まで素足で使ってても分からなかったんですが、エクスプレッション・ペダルのつま先部分を思いっきり蹴飛ばすとエフェクトモードに移行するらしい。問題はこのワウペダルを右足で扱うか左足で扱うかなんですが。
もう終始エフェクター蹴飛ばしてました。そうそう簡単に壊れたりはしないんですけどね。こいつをアンプのクリーンにつなげてやってる方が、アンプ本体のドライブチャンネルを使うよりもリアルタイムで使用しやすいのは確かです。今回はワウペダルとソロモードくらいしか使ってないけど、そのうちしっかり時間をとってサウンドメイキングに手を染めたいところ。やっぱりヘッドホン出力ではやりにくいし。


えー、足がウイークポイントなのはわかってるので真っ先に左足が逝っちゃうかな、と思ってたんですが、左肩が一番やばいです。その影響で偏頭痛と、あと眼の奥がゴロゴロする。腰も足も当然痛い。例によって足の裏がカオス。っていうかまっすぐ立って歩けない。いやそもそも肩凝ってるのは頭がでかいからじゃね?
それによって何か予定がパーになったりはしてないけどね。どうせ雨だし。


プレバンまで残り1週間。やれるだけのことはやって、次のバンドに後悔を持ち越すことはしたくないですね。高校の頃は本番が近づくと逃げ出したくなるような気持ちに襲われたけど、今は俺はけっこうポジティブです。


ポジティブなのはいいんですけど、昨日11時半に帰宅した後12時から1時までTopGear ボツワナスペシャルなんぞを見てしまい、それからさらに2時間ほどうろうろしてたのが、今の偏頭痛の原因の一端にもなっているので、昼寝しようと思います。


今日は時間を作ったので、外付けハードディスクの再フォーマットとか、Twitterの関連アプリの管理とか、PCとじっくり向き合わないと出来ないことをやっとります。
Twitpicを使ってみたはいいものの、携帯から送信すると文字化けするんですが、なんとかなりませんかね?一応Twittermailとか試してるんですけど。
サードパーティーがアプリを作れるってのはいいですね。おかげでTwitterがかなり便利に使える。
iPhoneも同じように第三者が作れるらしいけど(そのための講義が行われている大学もあるとか)、有料だったらそのうちの何十%かはAppleに支払うんじゃなかろうか。そうやってApple帝国は私腹を肥やしていくんではなかろうか。