4限から学校が始まる火曜日の近鉄車内より

大学2週目です。

平日のバイトを探しています。というか目星はついているのですが、残念ながら咳の酷いこの状態で面接するのは困るのです。いくらバイトとはいえ。
でも今の稼ぎだけじゃ話になりませんからね。何はともあれギター。


楽器をネット(楽天市場など)で買うのってどうなんでしょうね。明らかに、それこそ下手すりゃ図書館バイト1回分以上の差が付くんです。手持ちの貯金を一旦開けるとはいえ、一刻も早くStratocasterが欲しい俺にとってはその誘惑に負けてしまいそう。セルフメンテナンスを覚えることと交換条件なわけですが、それをギターの勉強の機会と見なすかどうかは果てしなく微妙であります。


ずっと分からなかった友人の去就が判明してきました。一部を除いて親しい友人はだいたい分かったと思う。努力の結果ももちろんやけど、受かった人の共通点ってのを見出そうとしてはみましたが、ちょっと難しいですね。ある程度は運や偶然もあるでしょうし。強いて言うなら、生真面目にコツコツやっていける人と、他人に楯突いても自分で突っ走っていける人が受かってるかな。でも受かってない人でもそう思える人はいたからね。一体何が運命を分けるんでしょう。


授業の空き時間に何回かサークルの本拠地に行って駄弁ってきたんですが、今のところ新入部員が30人強ほどいるみたいです。昨年はそこに+100したくらいの人間が入ったらしいので、それからすれば少なすぎるわな。一応17日(土)か締め切りらしいんですが、昨年と同レベルは不可能だと思います。
むしろ何人やめていくかが問題で、中途半端に「モテたいから」とかで入った人はやっぱり長続きしない傾向にあるらしいのよ。サークルの先輩が言わはるところによれば、やっぱり音楽が好きでちょっと変わった奴が残るらしい。ということは俺は絶対にやめないということですね。
4月24日(土)に最初に組むバンドが発表されます。どんな人とどんな編成のバンドを組んでどんな曲をするのか楽しみですが、高田純次にも負けない俺のテキトー過ぎる演奏が受け入れられるかどうかが分からない。コピーバンドならなおさら、ほとんどの人はスコアにこだわると思うけど、だからこそその点は心配しています。
あと案の定、立ってギター弾くのがものすごく苦手です。いや立ってるのはまだいいんですが、長いストラップで低いポジションでプレイするのがこの上なく苦手。それも最初から出来るわけじゃないし順次解決していかなくてはいけないし、そもそも楽器経験があるだけ恵まれてるからそんなわがまま言わずに新しいことも覚えなくちゃいけないでしょうが、こんなんでいいのか俺。
ピアノもギターも基本的に超アナログ楽器しかまともに扱えないので、エフェクターやアンプやシンセの操作・音作りも実はさっぱり分からない。それもずっと覚えたいと思っていたことだから、すべての事柄を良い機会として捉えることで、何もかもを悪いもんじゃないと思えるようになるんじゃないかと考えています。


図書館バイトは初日から瞬時に慣れました。というかこんな仕事ばっかりやってた高校時代とさほど変わらないような気がする。労働時間はほぼ9時〜5時でアルバイト長いけど、何も考えずに無心になって仕事することができるので、悟りを開きました。手は作業しながら、人生について考えることもできる。そうして返却棚の本を消化していくうちに1日が終わっている感じかな。それでお金がもらえるんだからラクなバイトかもしれない。これは言わないとアンフェアだろうから足が良くないのもちゃんと言ったけれど、でも大学行ってる方が足は大変ですよ。なんか志望者が少なすぎて募集期間が延長されているので、よろしければうちの図書館に来てください。今のところ今年の新入りは俺だけなんですよ?そんなの寂しいしね。別にバイトに友達を作りに行ってるわけじゃないけど。
基本的に黙々と作業してられるし、寝起きで呂律が回らなくても大丈夫。


録画してた『けいおん!!』第1話を見てきました。いやあ、やっぱりいいですね!ここからはマニアックなお話が続きますので、取り立ててアニメに興味のない方は無理に読まなくても大丈夫です。


今回の記事を書くにあたって、1年前の記事をいくつか読み返してみたのですが、なぜか『けいおん!』に関する記述が全然ないんですよ。6月28日付けの『別人28号(けいおん!まとめ論説文あり)』に最終回をうけての長めのレビューはあるんですが、第一回を見た時に書いたであろう文章が存在しない。これは予想外でした。俺のことだから当然何かしらの文章を書いておいたと思ってたのに。
今回も全部終わったら、ないしシナリオ展開によっては“高校生編”が終わったら、また長い長いレビューを書いてみようかしらね。


1期の放送スタートから丸一年経ちますが、アニメなのにちゃんと演奏して、それに合った音が出てるなんて未だに信じられん。各人のモーションも完璧だし、フルアニメ(24コマ/秒)でヌルヌル動く。
1人で練習してる時の音とか、まさにあんな感じ。グダグダ具合も合わせて、自分が高校生だった頃、ギター班だった頃にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。
オープニング曲も初っぱなから俺を惹きつけた。歌詞はまったく聞き取れないけど。もっとスルメ曲になるかと思ってたのに、こんな一発でイイと思う曲も珍しい。あと俺は“未来の自分がどう感じるか”がかなり分かる方なので(頑固だから)、飽きるということもないはずです。特にオープニングは1期と打って変わって3DCGの取り入れ方が良かった。楽器を3Dで描写するだけでなく、教室を3D化することで、ダイナミックなカメラアングルが可能になった。演奏してるバンドの周囲をグルグル回るなんて、2Dオンリーじゃ手間がかかりすぎる。
作曲のTom-h@ck氏曰く“テンポ250のシャッフルビート”。俺がグダグダ説明するよりもこの一言が全てを物語っている。全国のアニソンドラマーの皆さんご愁傷様です。250なんて滅多に使わんよ。
これだけのスピードを保ったままシャッフルか……愛生さん(唯の中の人)、加工なしで歌いこなすのはムリか?っていうか愛生さんじゃなくてもムリか。声にかなりエフェクトとかかかってますね。もちろん普通の曲でも加工することによっていくらでもごまかしは効くんですが、コレは難しすぎる。下手すりゃライブで歌えないんじゃないのか。


肝心の本編ですが、変わってませんね。わざと変えてないと思われるところが多々あった。着ぐるみ勧誘もそうだし、ライブも練習風景も普段のグダグダ具合も何一つ変わっていない。BGMなんかも不変。だから、少なくとも俺には、1期とまったく見分けがつかないんです。意図的にそうやって作ることで、ゆるゆるの日常が1期から途切れることなく続いていると感じさせてくれているのか?平穏ありきの部活アニメだからこそ何一つ変わらない安心感がこのアニメの最大の魅力だと言わんばかりに。それを賢い選択と捉えるか、コンサバティブな作り方と非難してしまうかは人によって違うでしょうけれど、一つのアプローチとしてはアリじゃないかな。


ネットで聞いた話によれば、今度はブルーレイ1枚に3話収録(値上げ!ww)で9巻までAmazonに情報があるらしいので、どうやら2クール(半年間)やるみたいですね。1期13話+7巻の番外編で2年近く駆け足で行ったくせにここにきて2クール!?ということはたぶん大学編とか突入するんでない?だとしたら俺と一緒だから地味に嬉しい。自分がこの年齢の時にこのアニメに出会えたことがものすごく嬉しいです。社会人から見たらまた違った良さが(帰らない青春時代の眩しさ的な何かが)あるみたいですけどね。人によって感じ方は様々だけど、俺は年齢的にも音楽的にも、かなり感情移入しやすい立場にいるんじゃないかなぁと思ったりしております。