ユキとサクラ(Snow and Cherry Blossoms)

未だ図書館からの連絡がありません。

ちくしょう、市の仕事が遅い。もうすぐ面接から1週間になろうとしているのに、たかだかアルバイトの去就ひとつ決まらないなんて。他のアルバイトにもロックオンしてる状態だから、余計に身動きが取れないじゃないですか……。やれやれ。


桜が三分咲きだったのに雪が降りましたね。写真にうまく収められなかったので残念ながら写真はありませんが、貴重な体験が出来ました。もう少し暖かくなってから今日みたいな日に揺り戻されたら、もっと桜は咲いていたかもしれないけど。
毎年桜の写真を撮りたくなります。田辺のキャンパスに桜はあるのかな。4月1日は雨が降るらしいとも聴きますが、出来ればまたきれいな桜を見たいものです。


久々にHYPER BOOKS(かがやき通り店)でCDを借りてきました。先に言ってしまいますが、一番欲しかったL'Arc-en-Cielのベストが、月曜日なのにどこを見ても見つかりませんでした。だからそれ以外からのセレクトなわけですが。

・スポーツ/東京事変
・娯楽[バラエティ]/東京事変
ひこうき雲/松任谷(荒井)由実
・Time Out/The Dave Brubeck Quartet
・スピード☆スター/平野綾
・『涼宮ハルヒの憂鬱』〜Imaginary ENOZ featuring HARUHI/涼宮ハルヒ平野綾

なかなか節操のない選択でしょ?今ハマってる東京事変、以前から聴きたかったユーミンのデビューアルバムとジャズのスタンダード・ナンバー、病気休養からカムバックした平野綾という分け方をとりあえずしておきます。


荒井由実ひこうき雲』は1973年のアルバム。こないだNHKでドキュメンタリーをやっていたのをたまたま見た時からずっと聴きたかったのです。後のイエロー・マジック・オーケストラ細野晴臣さんなどなど、基本的にはキャラメルママ(ティン・パン・アレー)というバンドですが、バックバンドが豪華です。全曲生バンドだから、90年代前半まで特有の打ち込みのチープさもないし、それ以前に打ち込み自体がない。アルファスタジオというスタジオで当時としてはまだ新しかった16チャンネルのマルチトラックレコーダーを用いて録音されていました。ゴッツいテープとアナログ録音の中にも、先進的手法が取り入れられているので、今につながるものを感じます。


The Dave Brubeck Quartetの『Time Out』は以前から聴きたい聴きたいと公言していましたよね。売ってるところは時々見るんだけど、かがやき通りのHYPER BOOKSのレンタルフロアって滅多に行かないから、チェックを怠っていた……。聴いているとものすごく落ち着きます。だからジャズが好きなんだよね。


涼宮ハルヒの憂鬱』〜Imaginary ENOZ featuring HARUHIはロック好きにはオススメです。6曲だけのミニアルバムなので、買うには割高なCDですが。
前半3曲のミディアムテンポの新譜と、後半3曲のアップテンポの旧譜の間に微妙な温度差と作風の違いを感じます。新譜の方がより等身大の女の子っぽいというかなんというか。後半が逆にちょっと背伸びした歌詞なんだよね。どちらもギターがメリメリと鳴るサウンドではあるし、湿気のないロックが好きな人は聴いて損はないんじゃないかな。


平野綾『スピード☆スター』は実はちょっと……だった。本人作詞の歌詞のテイストが俺の好みと合わない。悪くはないんだけれども。さすがにフルアルバムだけあってジャンルは必要以上に限定しては来ないけど、インタールードから入って事実上の1曲目のシングル『Super Driver』からガンガン盛り上げてくるあたりは、やっぱり“平野綾を聴いてる!”っていう実感はあります。体格に似合わない太い声が合ってるんだよね。アルバム自体が全体的にギターストロークで音が出来てるし。上記のENOZよりも多少幅広い曲調で聴きたいなら面白いと思う。


そして東京事変『スポーツ』。1期事変のエキセントリックさはそこそこ受け継いでると思うけど、音は重くなったと思う。しかもねっとりした重さではなく重なった音の重さ。それと引き換えに軽快さは薄れたかな。バンドの音と電子音のバランスが良くて、単純なギターサウンドに飽きることもなければ、チープなシンセや四つ打ちバスドラなんかもやらない。事変のいいところを残しながら、やや万人受けする感じにはなったかな。



そういえば最近はDTMの予習をしています。ドイツツーリングカー選手権?違います。打ち込み音楽のお勉強です。ずっと昔からぼんやりとやりたいという願望はありましたが、時間が出来た最近はネットでいろいろ見てるのと、パンフレットや過去の雑誌を読み返したりして脳味噌を下準備中でございます。DAW(Digital Audio Workstation)ソフトもCubaseSONAR、Pro Toolsの3大ブランドがある中で、SONAR系の最廉価ソフトウェア、Cakewalk Muric Creator 5が6,000円台からあるので、そいつで音作りを始めてみようかな?と思っています。一番高いソフトだと8万円とかしてるし、初心者には機能は使い切れない。ついでにソフトウェアってのはバージョンアップで古くなっていくからね。
最近のMIDIは音源のクォリティが高いので、生楽器にも負けないような音が手軽に作れるんじゃないかな。パソコンの性能そのものもこの10年で飛躍的に上がったしね。
でもかつてマイクロソフトビル・ゲイツが「パソコンのメモリは(将来的に)640MBを超えない」と言って、来年で30年になりますが、数年前まではこの予想は当たってたよね。だからビル・ゲイツは25年(四半世紀)先の未来までは完璧に見通していたと見なしてもいいんじゃないかな?
ただPC関連の容量ってのは基本的に倍々で増えていくから、気がつくとこんなことになっていた。俺が高校に入った2007年頃にWindows Vistaが出ましたが、その頃にノートパソコンを買ってもらった奴らはみんな1GBメモリとCore 2 Duoが載っている。少しずつクアッドコアが自作で出始めてて、自作パソコンやってた友人に自慢されたことを覚えています。高校生の坊主にはカネがかかりすぎる遊びだけど、親のスネかじってたんですねぇ。
ところが今は(上位モデルなら)クアッドは当たり前、まだ値が張るけどメモリ増設用の単体4GBメモリや(普通は4GBメモリは2GB×2で、単体4GBは合計8GB用)、ヘキサコアのCPUもちびちびと出始めてきたから、あと4〜5年してIntelさんがまた新しいCPUを出してくれる時にはスタンダードになっているでしょうね。


4月の夏モデルは待つけど、マイPCを持つようになったら、真っ先にCakewalk Muric Creator 5を買いたいですね。目指せ槇原敬之だ。