「CR-Z」=クリエイティブなリックドムが絶好調

お久しぶりです。また阪大に行ってきました。

前期試験でクラッシュした大阪大学へまた特攻してきました。試験は昼から60分、英語で大問3つだけ。レベルも思ったほど高くない。やましに過去問を借りていたおかげで『maneuver』の意味が瞬時に分かったぜ!まあ、ラテン語のmanusがモロに見えている時点で、“操作する”系統なのは分かりますけどね。
でもレベルが大したことなかっただけに、京大のお通夜組に刺し殺されてしまう可能性がめちゃくちゃ高いです。例年より受験者数も少なかったように思いますが、受かるかどうかとはまた全く別の話。


試験が1時間だけだったので、必然的に試験時間よりも遊んでいる時間の方が長くなるわけでございまして、行きは阪急三番街近くのF1グッズショップ『Forza』に押しかけ、さらに近くの紀伊國屋書店で洋書を立ち読みしておりました。イギリスBBCが世界に誇る才能の無駄遣いクルマ番組『Topgear』の雑誌があったので、そればっかり読んでましたね。円高でも日本なら600円くらいに見える雑誌が2,000円以上していた。
でも面白かったですよ。わざわざご丁寧に日本のホンダHSV-10の取材なんかもされていました。イギリス人ドライバーもいない今、日本のスーパーGTのことを知っているイギリスのクルマ好きはいるんでしょうか。いるよね。現に日本人の俺がDTMやらJTCCやらLMSを知ってるんやから。
あとはペーパーバッグに何か面白い日本文学ないしライトノベルがあったら挑戦してみようと思ったけど、今ひとつ心に訴えかける本はありませんでした。まあ、また草津のHYPER BOOKSで探しますよ。やたら分厚い『The Tale of Genji』の隣に、『Reader`s Guide』があったのが印象的でした。副読本まであるのかと。まあ1,000年もあれば副読本や攻略本の1つや2つあってもおかしくはないか。


帰りはヨドバシカメラに。親父が持っているにもかかわらず、思わずポイントカードを作ってしまいました。まあ近々京都駅にヨドバシが出来るらしいし(プラッツ近鉄の跡地ってヨドバシだったっけ?)、ポイントカード作っておくのも悪くないのかも。
GRETSCH[グレッチ]のギターコレクション……ギターのフィギュアを買いました。意外とクォリティが高く精密です。あと、ねんどろいどぷちを見慣れているせいか、想像以上にデカい。ギターそのものの長さが13.5cmくらいある。
それにGRETSCHってデカい。明らかに見た目がデカすぎます。実際に持った時は俺みたいに身体の小さな人間は持て余しましたね。素人さんでも、俺みたいにギターをちょっといじくって遊ぶ奴でも、楽器屋で見る度に一瞬「チェロ!?……あ、GRETSCHか」ってなりますしね。


話は戻りますが、ペーパーバッグの本って意外と安いですね。日本の文庫本より安い造り(日本のコンビニコミックと似てるな)だから安いのは当たり前でしょうが。それでも文庫本よりは若干高い。
もう少し安く、常に日本から7ドルくらいで買えたら完璧なんですが、日本での需要が少ない上に輸入品だから仕方ないかな。こんなこと書いてたら欲しくなってきた。チャレンジしてみる価値はあると思わない?


普段45〜50日周期で髪を切る俺は、昨年末以来やっと今年に入って最初に散髪に行けました。もう3月半ばですよ?ちょっとカッコ悪いくらい短くしてもらった。その方がしばらくサボってられてラクですし、新しい人脈作りは髪が伸びてきた4月以後ですからね。それでも丸坊主にする勇気はありません。


散髪して、図書館に行って、そのまま駅前の平和堂で雑誌を立ち読んでいたら、いきなりやましに背後から掘られました。アッー!大学の入学手続きだったそうで、過剰なサークル勧誘の実態を赤裸々に暴露してくれました。まあどこに行ってもそんなんだけど。
そこで知ったことですが、今年は膳所高校の進学実績はガタ落ちになっています。昨年が神懸かっていたことを差し引いてもね。いつも現役京大合格を20数人、浪人合わせて30〜40数人出すのに、京大に10数人、浪人合わせて20数人しか受からなかったらしい。うちの学年はずっと、出席が足りない、遅刻欠席が多すぎると言われ続けてきたので(特定の連中がサボりまくる、来る奴はちゃんと来る)、ひょっとしたら誠意がそのまま結果になって出ているのではないかと思ってしまいます。やれやれ。俺も落ちた身だけども、遅刻欠席を減らすのは頭打ちですよ。


卒業旅行の予定が全然ありません。そういえばそんな話もあったんですけど、気付いたらうやむやになっていた。何かと出かけなきゃいけなかったりするので、まとまってフリーの日が取れるかと言われたらかなり微妙ですが。また滋賀医大に行かなきゃいけないし。しかも予約の都合上2回も。いくら未熟児だからとは言え、この歳で小児科行くの嫌なんですよね。周りはちっちゃい子ばかりで俺だけおっさん。同様の理由で、近年は守山の小児医療保健センターに行くのも嫌!もう二度と行くこともないでしょうけどね。滋賀医大の小児科もとうとう今回が最後で、来年からは眼科の未熟児網膜症のチェックだけになるし。


さて、一般的な話はここで終わり。ここからは今週末に始まるF1の話。


今年もいよいよ始まったF1世界選手権。今年は4年ぶり2回目のバーレーンでの開幕戦です。バーレーンGPも7回目ですね。案の定全部見てるけど。
チームやドライバーの変化があまりなく、唯一のサプライズだったホンダ⇒ブラウンGPがF1の歴史を塗り替えるくらいの衝撃をもたらしたことは記憶に新しいですが、今年はまずサプライズ自体が山ほどあります。


マクラーレン(M)
  1. ジェンソン・バトン(英)
  2. ルイス・ハミルトン(英)
メルセデス(M)
 3. ミハエル・シューマッハ(独)
 4. ニコ・ロズベルグ(独)
レッドブル(R)
 5. セバスチャン・ベッテル(独)
 6. マーク・ウェバー(豪)
フェラーリ(F)
  7. フェリペ・マッサ(伯)
  8. フェルナンド・アロンソ(西)
ウィリアムズ(C)
  9. ルーベンス・バリチェロ(伯)
 10. ニコ・ヒュルケンベルグ(独)←new!
ルノー(R)
 11. ロバート・クビサ(波)
 12. ヴィタリー・ペトロフ(露)←new!
フォース・インディア(M)
 14. エイドリアン・スーティル(独)
 15. ヴィタントニオ・リウッツィ(伊)
スクーデリア・トロロッソ(F)
 16. セバスチャン・ブエミ(瑞)
 17. ハイメ・アルグエルスアリ(西)
ロータス(C)
 18. ヤルノ・トゥルーリ(伊)
 19. ヘイキ・コバライネン(糞)
ヒスパニア・レーシング(C)
 20. ブルーノ・セナ(伯)←new!
 21. カルン・チャンドック(印)←new!
ザウバー(F)
 22. 小林可夢偉(日)
 23. ペドロ・デ・ラ・ロサ(西)
ヴァージン・レーシング(C)
 24. ティモ・グロック(独)
 25. ルカ・ディ・グラッシ(伯)←new!

※カッコ内はエンジンと国籍
(F)=Ferrari, (M)=Mercedes, (R)=Renault, (C)=Cosworth


気になるのが各国籍の人数。全24人中で、ドイツ人6人、ブラジル人4人、スペイン人が3人いる時点で過半数に達しています。イタリア人とイギリス人が2人、日本人・オーストラリア人・ロシア人・インド人・フィンランド人・ポーランド人、スイス人が1人ずつ。
ドイツは俺たちのニック・ハイドフェルドが抜けても、ニコ・ヒュルケンベルグのデビューとミハエル・シューマッハの復帰でお釣りが来ました。ただ、ここ3年ほどはミハエルがいなかったことによってドイツマネーがみんなに行き渡っていたんですが、この復帰でミハエルにカネが集中したら、レッドブルの最高傑作のベッテルとドイツチームのニコ・ロズベルグはともかく、ティモ・グロックエイドリアン・スーティルといった苦労人や、ニコ・ヒュルケンベルグのような若手には正直キツくないかと思っています。
そこんとこブラジルはどうなんでしょう。マッサは名門だからいいとして、古豪ながら近年はプライベーターに回帰しつつあるウィリアムズのバリチェロが心配です。世界一の大ベテランなんですけどね。あのアイルトン・セナの甥っ子とは言え新人のブルーノ・セナも決して余裕があるわけではないし、一番資金的に厳しいのは長い間下位〜中位で長年頑張ってたディ・グラッシルノーを離脱した今、彼の所持金は果たしていくらでしょう?


バーレーン予選を見ているとレッドブルメルセデスの新2強とフェラーリマクラーレンの旧2強が上位独占して一騎打ちですね。本当に強いヤツが誰なのか、今年決まりそうです。
しかし、ティレルはともかくスチュワートが形を変えてまさかチャンピオンシップを争うチームになるとは……そうかと思えばトールマンはベネトンで一時代を築き、ワークスになってからは苦労したけどルノーでも勝ち、マイルドセブンJT)やINGがいなくなった今はまた中堅に逆戻り。
そのルノーと争っているフォース・インディアはジョーダン時代に中堅⇒1999年に3位⇒弱体化、ミナルディが宿敵でした。その後ロシア⇒オランダ⇒インドとお国柄はコロコロ変わっていますが、どうやらやっとこの国に落ち着けたようで、小規模チームにしてはリソースが充実してきたのか、それとも(昨年からの特徴で)ストレートだけがやたら速いのか、おそらく半々でしょうが、中堅にまで這い上がってきています。新チームや新人がまだまだ不慣れな中で繰り上げられたんでしょうね。スーティルリウッツィも実走経験は充分ありますし。来年はインドGPも開催されるから楽しみです。
冬は速かったのに予想外に遅くて心配なザウバー、ここはずっとザウバーですね。かつてザウバーメルセデスと言えば世界最強チームだった時代があったんですが、今のスイスの名門はやっぱりアルプスを南に降りてイタリアまで行かないとどうしようもない状態に戻ったみたいです。今年は取り決めの都合上カネとプライドを天秤にかけなきゃいけない状況みたいで、不自然にBMWの名前が残る『BMWザウバーフェラーリ』という気持ち悪い名前になっています。昨年までの本来のザウバーBMWには期待していたので残念ではありますね。小林可夢偉にはエンターテイナーとして期待しています。早く中堅に定着して欲しいですね。コンスタントにポイントが取れるようになるのが、目下の目標じゃないのかな。4強だけがあんな速いんだったらさ。