たくさんの君を知ってるつもりだけど、これからも僕を油断させないで!

FNS歌謡祭、最高でした!

何だマッキー新曲じゃないのか、って話にさらにおつりが加わります。俺は企画の趣旨を取り違えていたようで、新曲よりは定番曲を歌うべきところだったんですよね。
『ムゲンノカナタヘ』には触れずにヒット曲メドレーということで、一体何を歌うのやらと思っていたら歌い始めたのはマッキーではなく嵐でございました。『冬がはじまるよ』カヴァー!!何この爽やかさ5割増……槇原も年の割に(=年甲斐もなく)明るくて爽やか(かつ挙動不審)ではありますがやっぱり嵐は違う。2番でマッキーが客席から立ち上がって参戦してたけど、多分一番最高の出迎えられ方だっただろうと思います。
嵐は俺の場合バラエティの『ひみつの嵐ちゃん』とかの頑張りが素晴らしい点が好きです。古き良きひょうきん族の系譜を受け継ぐミラーマンとか、塩やら葉っぱやらで船を造って東京湾を渡ってみたりだとか、巨大風船の上でライブをやってみたりだとか、無駄に身体を張り続けるあのノリは見てて応援したくなります。デビューから長いのもあって紅白初出場もやっと今になってという感じでもありますし。
別にジャニーズが嫌いな訳ではなくて、SMAP×SMAPならコントがくだらなくも面白いしTOKIOならDASH村が季節を感じられて趣深いし等々、好きな部分もちゃんとあるんです。ただ盲目的なファンが嫌いだったり与えられる歌が俺にとっては面白くなかったりと、どちらかといえば本人の責任ではない部分が俺はちょっと許容しかねるというだけで。あとやっぱりデビューから大ブレイクまで10年ってとこを見てるからかな。
だからバレーボールの番宣のためにジュニアの寄せ集めを出すなと言っておろうに!
『北風 〜君にとどきますように』をJUJUと青山テルマ、そしてSPEEDがカヴァー。こちらは、ええ、さほど好きでもなかったりするんですが……。店頭POPで青山テルマを“キュート”と評するCDショップの感性に置いてけぼりを食らったんです。
やっぱりこの2曲はiPodで聴くと冬を実感します。特に前者は自分が生を受けたまさにその冬の曲ということもあって思い入れもありますし。多分永遠のウインターソングになりそうだ。もう少ししたら『白い恋人達』『雪に願いを』『チキンライス』なんかが恋しくなる。後は『恋人はサンタクロース』もね。これからはそこにジェロの『海雪』やBUMP OF CHICKENの『Merry Christmas』が加わります。『スノースマイル』の47倍くらい良い曲だと思った。

森高千里の『私がオバさんになっても』にも参加してたけど(森高さんはまだ)、女性10人以上の中で四十路迎えたおっさんってのはなかなかシュールでございます。女性視点からの曲って意味でもなかなか珍しいし。ただ、寄る年波には勝てない状況下でコレを歌っているのを聴いているとまるで痛烈な皮肉のようで観てる側としてはヒヤヒヤしてたんですけどね。

アコーディオンcobaさん、クラシックギター村治佳織さん、バイオリンに宮本笑里さんと無駄に豪華極まりないゲストミュージシャン。そしてエレキギターには我らがオグちゃんこと小倉博和、しかも何故か眼鏡!やっぱりいつ見ても“ギタリスト”なんで安心しました。


Every Little Thing持田香織は見てて悲しくなる。昔の透き通った高音域がもう帰って来ないからやな。喉を壊してドクターストップがかかっているのは知っていますが、粘着質な中音域をメインにされるとなぁ……。
郷ひろみはカッコ良かったけどボディビルダーの必要性には疑問を感じた。めちゃイケでも歌ってたけどね。
欧陽菲菲つるの剛士の『Love is over』は美空ひばりさんが歌っているのも見たけど、やっぱり何度聴いても泣けます。岩崎宏美一青窈の『思秋期』も歌詞を味わえば味わうほど涙が……ジェロの『COVERS2』にも収録されているのでそっちから入ったんですが、これを歌って泣かせられるようになりたいものです。


ちょ、12月26日は頭文字Dの40巻出るのかよ!想定外です。まあ、小遣いからカバーリングすればいいんですけど。
頭文字Dもかなり佳境に入って参りました。残り連載期間は持って3年、それすら怪しい。まあ1995年から始まってますからね。湾岸ミッドナイトが終わりC1ランナー(文字通り首都高環状線が舞台)になった今やヤングマガジン最古参です。多分○○と○○の対決は不可避だと思う。

で、12月26日に買う予定の書籍とCDを再計算したら、何と7500円になっちまいました。さらにハイパーブックスのポイントまで考えたら、来年の頭には1700ポイントくらいある計算に!自分から自分へのChristmas Presentなんてカッコ悪いと思っていましたが、こんな状況に身を堕とすとそういう有様にもなろうというものなんですね。


ええ、センター試験が刻一刻と迫ってきておりますゆえ、呑気に「早く月日が過ぎないだろうか」なんて思っていられない辺りは何とも言えず、自分もシニカルかつアイロニックにならざるをえないんですが、逆に言えば月日が流れていくことがマイナスだけではなくプラスに対してもまた近付いていると考えることこそ、焦りがちな今を確実にかつ歩みを止めることなく過ごすための俺の唯一の方法なのではないかと思えてなりません。