Teachers run and run. '09ver.

師走[シワス]です。今年も残すところあと30日となりました。日に日に寒さがつのってまいりますがいかがお過ごしでしょうか。

去年の12月初回と全く同じスタートで書き始めてみました。Take Fiveの内容は全てテキストファイルで携帯にバックアップされているので時々読み返してるんですが、今年に入ってから文体変わりましたよね。敬語でさらに回りくどくなった。改善とは敢えて断言しませんけど、昔のテキストを見てると「もっと書けよ!」って思ってしまうことは確かです。でもTwitterじゃないから読み返しちまうんだなコレが。

12月、頭脳労働者でさえ走り回らなきゃいけないほど忙しいから師走です。冬がはじまるよ。英語ではDecemberで10番目の月を表しイタリア語でもdicembreなので同じ。10年をDecadeと言って、今年の仮面ライダークウガから数えて10周年なのでディケイドという名前がつきました。


まめぐ(中島愛)と並んで俺が大好きなMay'n姉さんが来年1月にやる初武道館ライブのチケット、3時間半で売り切れたらしいですね。さすがは銀河の歌姫だわ。アルバムのデイリーでも2位/9位を獲得しています。特に2位の『ユニバーサル・バニー』(シェリル・ノーム名義)の方は映画との相乗効果もあって売れ行き好調。でもレンタルにはまだ入っていないのかそれとも永遠に入らないのか、今のところまだ聴けていません。
年齢が俺と2つしか変わらないんですがその声質とルックスゆえ何故かつい“姉さん”を付けてしまうという悪癖のある俺。キャラクター名義の時でも“シェリル姉さん”とかうっかり言ってしまうこともあります。
で、そのMay'n姉さんでございますが、持ち歌は足りてますか?茅原実里Contactツアー(2008)なんて酷かったんですから。持ち歌全部合わせてさらにキャラクター名義の曲入れても20曲ありませんでしたからね。何の曲が出てくるか分からない緊張感や期待感といったものが全くないわけです。出来れば二の舞を演じないで欲しい。まあシェリル・ノーム中林芽依名義の頃と合わせれば何とでもなるさ!

マッキーのライブを見たり行ったり、ユーミンのライブを見たりして気付いた魅力の一つが、膨大な持ち歌ゆえに次に何が出てくるか分からない面白さなんですよね。これはだいたいアルバム5枚以上出してなきゃムリです。1枚12曲として約60曲あるわけで、ライブは2時間やれば20曲くらい行けますから3分の1は使われるわけで。持ち歌の数が3桁に乗っている人は完璧でしょうね。ユーミンは何せアルバム30枚を軽々と超えていますから。おかげでTRANSIT TOURの音源は全然集まっていません。ベスト5枚と『そしてもう一度夢見るだろう』でかなりカバーは出来ましたが……。


インディアの発表以外は微妙に沈静化、否、膠着状態にあるF1ストーブリーグですが、ロータスのドライバーが4人まで絞り込まれたという情報がイギリスメディアから流れました。佐藤琢磨小林可夢偉ヤルノ・トゥルーリジャック・ヴィルヌーヴの4人だといいますが、ジャックはUSF1に泣きつくんじゃなかったんでしょうか。
4人のドライバーが選ばれる確率がイーブンだとすると、日本人ドライバーが雇われる可能性は83%です(4人の中から2人選ぶから(4C2-1)/4C2ですね)。日本の自動車メーカーからの支援が期待出来ない現在、日本人を選ぶ理由はその持ち込みのジャパンコネクションにあると思う。
でも有力候補はパナソニックKDDIを連れ込めるという小林可夢偉でしょう。若くてインパクトがあるから他のスポンサーも食いつきそうやし。あとあんまり言いたくはないけどやっぱりヨーロッパ人は有利ですから(アジア人が純粋な実力で選ばれた時なんて過去に何度あった!?)、イタリアンのトゥルーリさんに一票。まあ日本にもファンの多いドライバーですから、日本人としてはトゥルーリに決まって恨みを持つ人は少なそうです。来年日本からの支持を集めるのはひょっとしたらこのロータスチームじゃなかろうか。
でも今やロータスはマレーシア政府系資本の傘下にいますから、命名権はマレーシアサイドが持っていますがかつての老舗イギリスチームという肩書きはもはや関係ありません。
残念なことに日本人は「アジア」という区切りで何かを応援することはあまりありません。アジアの中の一国というより、欧米列強と並び立つ先進国の中の一国という方が我々のメンタル的には強いような気がいたします。


始祖ペーター・ザウバーのもとでの復活をはかる“何色にも塗れるチーム”新生ザウバートゥルーリさんと可夢偉ちゃん、そして元祖スペイン期待の星デラロサさんと、俺たちのニック・ハイドフェルドを狙っています。
11月29日は“いい肉の日”“いい服の日”ではなく“いいニックの日”だったので個人的にはこの日に去就発表があればいいなぁとか思っていたんですが、まだまだ予断を許してはくれないみたいです。


この冬はこういうモータースポーツストーブリーグ(前に語注を付け忘れたけどオフシーズンの移籍市場のこと)の観察と各種趣味の品を買いながら戦っていくことになりそうです。こういうチェックポイントを設けながら1日1日を過ごしていくのってなかなか面白いですよ。何も設定せずに自らを律するだけで突き進んでいけるほど聖者になんてなれないけど生きてる方がいいから精一杯でかい声で歌うんです。趣味を一時的に我慢することはあっても捨てたくはないという見えない自由は欲しいけど、見えない銃って一体ナンデスカ?かつてのひょうきん族の名キャラクター“ナンデスカマン”のように問いかけてみましょう。


次のチェックポイントはマッグガーデンスカイ・クロラ イノセン・テイセスが発売される12月10日、さらにその次は5,000以上かけて最後の大勝負に出る12月26日です。何とかして12月26日までは生き延びてやります。


突然ですが前フリです。やや長くて失敗にならないかいささか心配ではあるんですが、紀元前45年はローマ暦からユリウス暦への切り替えの年です。1582年(日本は天正10年で本能寺の変)のグレゴリオ暦(今のカレンダー)採用までの間の1600年以上に渡って俺が知る限りもっとも長く使われた暦であり、閏年が2年に1回で1年の誤差は44分という、科学技術が皆無に等しい当時としては驚異的に正確な暦でありました。そのローマ暦からユリウス暦への移行の時にだけは“暦の混乱を終わらせるため”1年が445日もあり、当時の1年が355日だった時代の標準より3ヶ月も長いので今のところ1年間の最長記録となっています。
その紀元前45年をカエサル率いる政府サイドはultimus annus confusionis(混乱が終わる年)と呼び、民衆はannus confusionis(混乱の年)と呼びました。confusionがultimate(“究極”を“最終”の意味でとらえて)の状態になるanniverseryだったわけですね。でも1年限りとはいえこんなに暦が滅茶苦茶ではえらいことになります。確か当時パソコンはなかったと記憶していますが。
本題ですが今年はまさにannus confusionisでした。このラテン語を使うためだけの長い前フリです。リーマン・ショックを、まるで片足びっこを引くように歩く競走馬のように1日1日が過ぎてゆく1年でありました。トヨタだって戦後初めて赤字出したし、それも今思えばF1撤退の伏線だったんですね。政権は変わるし俺自身の生活も変わるし。大変な1年間も何だかんだであと30日です。精一杯生きるしかないなら精一杯生きてやろうじゃないか。

今年は今までで110回くらい記事を書きました。この長さで110回ですから我ながら大したもんですね。それくらいいろんなことを普段から思えるようになったっていうことさ。おかげでこの1年で文章を書くのがものすごく上手くなったし楽しくもなった。ひょっとしたら来年は文章力向上は頭打ちなんじゃないかという怖さだって正直に言えばあるんです。だってこのペースで腕を上げたら俺は1年後にはプロフェッショナルの大文豪になってるよ、というくらいここ1年半くらいの文章力の向上には著しいものがあると思って疑わないのですから。
でも俺は多分、Take Fiveに限って言えば自分自身につきまとうマンネリズムと倦怠感には気付けないかもしれないから、たとえ気付いたとしてもこれだけ積み上げた歴史と膨大なテキストがある以上、長い人生ですから移転こそすれ蒸発や終了はまったく考えていません。っていうかJUGEMのマネージメント画面にXHTMLのエクスポートがあったけど移転ってそんな簡単に出来るのか?カテゴリー多重登録が出来ないことだけが悔しいですね。初音ミクデザインが使えるのは魅力なんですが。
Take Fiveを続けていくために(皆さんに楽しんで頂くために、と言えないのは今までやってこれた自信がまったくないから)今俺に出来ることは可能な限り見識を広げて、あれこれと面白い話を仕入れたり引き起こしたりするようにすること。もちろんそれを頑張ってはいますが、皆さんから見たTake Fiveって一体ナンデスカ?(2回目)
多分、ヘンな友人が書いてるヘンな読み物ではあると思います。俺の友人で三橋貴明氏(『本当はヤバくない日本経済』などの著者)のブログを読んでいる人がいますが、ひょっとしたらそれに近い感覚なんではなかろうか。長い長い長ったらしいボヤキでもあるので究極のTwitterでもありますが俺にとっては脳内の日本語を口というフィルターや検閲を介さずに文字情報として垂れ流すとこういう文章になるんです。アマチュア(三文)評論家のくだらないレビューとして読むことも可能ですし、論説文の定期連載と思って頂いても大いにけっこうでございます。いちヲタクの趣味そのままの文章でもありますし音楽に関しては論説も主張もレビューもリリース情報も出しているのでジャンルは狭く深くです(趣味嗜好が)。
1回の更新の中でゴッタ煮な内容の記事ですけど多角的な経営ではないんですよね。多角的な経営とは旅館のコース料理みたいに皿の数が多いことを言います。うちのはヤミ鍋ですから開いてみたらとてもじゃないけど食えたもんやないという代物が山ほどあって、たまに冗談で入れた生クリームのおかげでまろやかで美味しい、というのが的を射ていると思っています。
食い物はグチャグチャ混ぜられるのは大嫌いなのにね。名前の分からない食べ物や何か分からない食べ物を食べるのがめちゃくちゃ苦手です。一言説明してもらったら大丈夫なんですが。
Take Fiveの“続きを読む”ボタンを押す方々ってひょっとしたらそんな心境なのかな。8割方地雷だけど毎回毎回突入してくださっているという……だとしたら俺の友人たちは揃いも揃って命知らずなイカレた愉快な野郎ども(女性の方も僅かながらいらっしゃるはずですが)ということになってしまいます。それってすごく素敵ですよね!ムゲンノカナタどころか地獄の三丁目までついてきてくれるようなおせっかいで心優しい奇特な非常にユニークでどうしようもない友人に恵まれているってことですから。この変態!(褒め言葉)
本当に俺は人に恵まれたと思える。だからこそ一番伝えたい言葉は、「グダグダな文章でごめんなさい」ではなく「生まれてきてごめんなさい」でもなく「読んでくれてありがとう」なんです。


だから、みんなに素敵な笑顔つもりますように。




この台詞はクリスマスの方が良かった?