君か僕か、相手の中に理想を見ていたのは一体どっちだったんだろうか

平和堂の店内BGMで『冬がはじまるよ』が流れていたので微妙に機嫌がいいです。

店内用の冬曲BGM集なんかでも流していたんでしょうけど、 instrumentalize(勝手な造語です、念のため)されてましたね。しかし時すでに7時55分、閉店間近ということで『蛍の光』に乗っ取られたのが悔しかったです。
高校の昼休みの放送でも誰かが一度流しましたね。マッキーの中ではかなりメジャーな曲ですけど1991年発売と如何せん古くてですね……一体誰が、生まれた頃の曲を知ってたのかと疑問に思っています。昨年冬のサッポロビールのCMに再び採用されたけど、ビールのCMですよ!?
ウインターソングに絞れば翌年はセルフリメイク『北風 〜君にとどきますように』、さらに93年はアルバムからのシングルカット『雪に願いを』、98年には『STRIPE!』をリリース。カップリングも殆どウインターソングで、それぞれ『勝利の笑顔』『涙のクリスマス』『Red Nose Reindeer』『Merry-go-round』となっています。
2007年こそ『悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。』から『赤いマフラー』を引っ張り出してきてシングルにしましたが、最近は今ひとつ季節感が足りません。『北風』や『Merry-go-round』をリメイクして新しいウインターソングとして扱っている辺りからも推察できるように、元来ウインターソングの量産は苦手なのかもしれません。ただ『冬がはじまるよ』や『今年の冬』がカヴァーしてシングルになったように、ひとつひとつのクォリティに関しては定評があります。『ムゲンノカナタヘ』も季節感は???……近年は思想とメッセージに走りすぎるあまりシングルのシーズン曲が激減しているので、出来ればたまには少し作風を見直してみて欲しいところです。要はバランスさ。

件の『冬がはじまるよ』を一緒にいた友人に「巡音ルカの『たこルカまぐろフィーバー』に似てる」と言われたのはいささか残念ではありましたが……なぜルカさん!?同じ楽曲を聴いていてもバックグラウンドにある知識の違いだけでここまでコメントが変わってくるんですわ。VOCALOIDの曲と比べられる日が来るとはね。正月に出る『Best LOVE』にはニューバージョンが収録されるとのことなので期待しましょう。
VOCALOIDの中ではルカは馴染みがない方です。『ダブルラリアット』しか知らないなぁ……声質としてはいいもの持ってるんですけど調整がうまくいってないな。


槇原敬之メールマガジンの2通目が来ましたが内容が気に入らない……よくよく末尾を見てみたら送信元はワーズアンドミュージック(事務所)じゃなくてエイベックス(レコード会社)だ……そりゃあ面白さにも限界があるわけですな。
3通目も来ました。FNS歌謡祭の宣伝と『Best LIFE』『Best LOVE』のジャケット予告(!?)。

立命館の願書と吉田修一『悪人』上下巻を買ってくるついでに『Best LIFE』『Best LOVE』と茅原実里7th Single『PRECIOUS ONE』を予約してきました。『PRECIOUS ONE』は収録曲眺めてたらやっぱり買いたくなってきたわ。
CDの予約ってどうしてこうも意志疎通が大変なんでしょうね。AmazonみたいにPCじゃなくて人間(店員さん)を仲介して予約手続きをするからでしょうか。っていうか誰もが知ってるメジャータイトルを買わない俺にも責任はあります。

松本零士とも和解を済ませたマッキーでございますが……まさか盗作の無実が決まるや否や、名誉毀損で返り討ちにしてしまうとは思いませんでした。白黒はっきり付けたがったのは妙に完璧主義な部分がそうさせたのだと思うけれど、日本においては勝つにせよ負けるにせよ裁判になること自体がマイナスですからね。
結局、松本が『約束の場所』の歌詞に異議を唱えないことを確約して和解という形に落ち着きました。松本は裁判を決して裏切らない……かな?『Best LIFE』にセルフカヴァーが収録されるので楽しみに待ちましょう。


水樹奈々は『夢幻』ではなく『深愛』で紅白に出るのではないかと同級生に言われました。確かに『深愛』の方が紅白向きです。『Trickster』は曲調のカッコ良さは楽しめるけど歌詞は今ひとつだと思う。
NHKに可愛がられてるならメドレーもあり得る。思うに、心配しなくても冷たい扱いはないのではないかと。ただし愛情が空回りしてふざけた扱いを受けることはあり得るので当日までは見守っておかなくてはなりません。
考えれば考えるほど楽しみでありながらも心配になってきた。小林幸子の方がまだ安心して見ていられるかもしれない。