色は匂えど 散りぬるを我が世誰ぞ 常ならむ有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔いもせず

人は変わってゆきます。何者も永遠ではないのです。諸行無常
そして次の世代にバトンを渡し続けていくことが人間の本能であり、俺が言うところの“来たときよりも美しく”というキャンプ場的な根性も間違ってはいないと思うのです。

こんなことを考えたのは、携帯の11月18日のスケジュールに“茅原実里バースデイ”と記念日が設定されていたから。設定した記憶は全くないんですが……ちなみにまさかと思って確認してみたら丸半年ズレた5月18日にも『槇原敬之バースデイ』の記念日がちゃんと作ってありました。こういうところだけ抜かりのない自分。新刊やCDの発売日や映画の公開日、高麗遠征軍(と名乗るテロ組織)が福岡ドームを制圧する予定日などが、来たるべき受験スケジュールと同様にびっしり設定済みだからです。

誕生日……茅原さん29回目の誕生日おめでとうございます。
人間の魅力は実年齢ではなく若々しさです。女性の魅力は若さではなく美しさです。ただ若けりゃいいなんて短絡的な考えはアリマセンヨ。それは女性は胸さえ大きければ何でもアリな、週刊誌なんかの見方と一緒じゃない?
誰かファン感謝デーでB'zの『Happy Birthday』歌ってあげなよ。“Happy Birthday おめでとう 会えて良かったよ!”
18日は相変わらず天気がイマイチだったから、まさに“空模様なんて気にもならない”わけですな。


3回目にして最後の実力考査が帰って来ました。特に英語がチートで暴走中です。ニュアンス的には暴走中☆みたいな感じで、プロアクションリプレイでも使ったかのような点数が帰って来ました。対戦でPAR使うと友達なくすのでオススメはしません。
数学もなかなか悪くない。国語は3回やって3回とも99点でした。何この安定感とやるせなさ……(200点満点です)。
リスニングなんかオバマ大統領の就任演説がそのままでしたわ。あの人の口を縦に開ける喋り方と、演説ゆえのヘンな間の取り方が非常に分かりづらかった。っていうか演説の日本語訳が携帯にぶち込んであるのに原文読んでなかったな。多分将来的にはマーティン・ルーサー・キングの“I have a dream”並みにアメリカ人に愛されることでしょう。
この実力考査、11月4日5日にやってたんですが、1日に阪大プレを受けたので3日には何もなかったんですよ。勉強はやったけど就寝時間なんか早かったし、俺はちゃんと寝れば出来る子です。12月1日の懇談会に向けて、ガタガタだった進研模試だけでは親に顔向け出来ないので、何とか合わせる顔がありそうです。

昨日の秋山仁先生の講演会、なかなか面白かったです。ツッコミ所もあったけど、ウィリアム・スミス・クラークの一連のストーリーなど大変面白うございました。
何故か女優の由美かおるが一緒に来た!あと秋山先生はアコーディオンでロシア語で『カチューシャ』なんか披露したりして大変楽しかったです。ロシア語とか何とか俺が言えるのは俺もロシア語で習ったから。キリル文字なんかカタカナがないと読めませんからご心配なく。
講演会終盤には定幅図形の代表として円と同様に俺の大好きなルーローの三角形が取り上げられていました。マンホールをこれに換えると最長直線長が同じで面積比7%減くらいの金属が削減出来るらしいですが穴を通るのはキツいぜ。
定幅図形だからタイヤにもなりますがルーローではエッジ部分の磨耗が激しく、おそらく実用化はちょっと……。東海大学(だけじゃないけど)の教授なんだったら、そのタイヤでル・マンでも出てらっしゃい。あとマンホールの話は広島ならウケますよ。

さすがは教授、かなり話し慣れてはったみたいで、最初から最後まで丸2時間終始マイペース。俺ももっと話せるようになりたいものです。

と思ったその日の放課後、授業はなかったんですが京進へ。月曜日にやった英語の和訳問題、人前で解説してみようというとんでもない課題に遭いまして(漢字は間違っていないと思う!)、初めて人前で黒板を使って説明したわけですな。もうこれが難しいの何のって、まずどこから話せばいいかが分からない。うっかり見逃して、後戻りして説明する羽目になったり、或いは喋るのに夢中で後ろ(座席)を振り返って反応を見る余裕がなかったりと大変不親切でございまして……英語そのものの復習はちゃんと出来ていたのですが、それ以外の慣れがやっぱり無いですね。まあ初めてでそんなにうまくいくはずもないですよね。うまくいったら苦労はないわけで。でも来年以降学志舎でアルバイトするかもしれない時のことを考えれば良い経験になりました。アルバイトは良いけれども、社会科と英語くらいしか教えられる自信ないぞな、もし。俺みたいなコモンセンスに欠けた非常にユニークな(絶賛婉曲表現中)人間は他人様に何かを教える立場に立つべきではないのかもしれませんしね。

何か唐突に演歌が書きたくなってきました。創造的活動のための時間は日々削られてゆく一方であり、Take Fiveは言わばその最後の砦です。どんなに忙しくなってもこれだけは書き続けたいですね。これのおかげで感想文なんかもスラスラっと書けます。思ったことをそのままに表現力豊かに記すというのはまさにこの日課そのものでございますゆえ、近年は感想文というものが苦手などころか楽しみで仕方がないのでございます。


今週末、天地人最終回です。1年間観てきた妻夫木聡も今回で見納め。今度真剣に会う時は来年の『悪人』でスクリーンの中でしょうね。
やたら老けた妻夫木聡直江兼続と、まったく変わらない常盤貴子の御船……どえらいギャップもまた、一興でございます。