意味不明な梵語やヘブライ語で記述したり、また勝手に絵を描いたりしてはいけません。

中間試験の現代文の問題冊子にこんな注意書きがありました。テストにまでネタをぶつけてくるうちの担任は最高です。学年通信の伏線『秋深し隣は何を“言う”人ぞ』に引っかかってしまった今だからこそ思います。

9月の実力考査の結果が帰ってきました。数学27点/200点で校内偏差値52って何よ。俺だけでなくみんなボコボコにされてるのね。
前回まぐれ当たりで偏差値60越えを叩き出した数学が本来の実力に戻ったのを除けば、どの教科も中の上で膠着状態です。微妙に上がったり下がったり。
中の上ってことは俺より得点が高い人の方が少なくて然るべきなんですが、何故か俺の周りは軒並み俺より遥かに賢い。良いことなんでしょうね。或いは俺が一番望んでいたことのようにさえ思います。自分よりレベルの高い友人に囲まれて高校生活を送りたい、って。いざ叶ってみると何とも言えない感情(別にボカシてるわけじゃない)に襲われたことから察するに、自覚してないから明言こそしないけれど、客観的に見れば俺は無意識下では他者に対して優越感を持っていたいという汚い欲望の持ち主なのかもしれません。

中間テストが終わりました。最終日の古典とライティングは体力とかモチベーションとか睡眠時間とか色々足りてなかったので未だかつてないくらい大崩れしています。その他はそこそこやとは思うねんけどな。


時差がデカいので現地時間ではまだまだですが、毎年息つく暇もないようなレースが展開される(のに時差の都合上、生放送を見たら翌日の学校に瀕死で行かなければならない)ブラジルGPのウィークエンドがやってきました。
ランキングがまあ間違いなく覆らないせいで、今年のインテルラゴスは例年よりトップ争いに興味はありません。それよりは先々週に謎の“小林熱”によって金曜日に欠席したグロックさんに代わって鈴鹿で金曜日の出場機会を得て、その後何故か椎骨を傷めたグロックさんの代理となった小林可夢偉ちゃんの方が大事です。
2005年にユーロとイタリアのフォーミュラ・ルノーでチャンピオンを取ったあたりに名前を初めて知りましたから2004年に表舞台の全日本F3でデビューウィンした時に知った中嶋一貴よりは後から活躍し始めたんですが、2006年のTDP三銃士(中嶋、平手晃平、小林)の一角としてユーロF3初年度8位、マカオでのPP、今年のアジアGP2でのチャンピオン獲得などなど、若くして何だかんだで誰よりも活躍してきたかもしれないドライバーやね。ユーロF3が谷の時期に見えるくらい。
まだ二十歳過ぎで若いし、実力も一貴に引けを取らない。2年前にデビューした一貴も今の不振からは想像もつかないような10位完走となかなかのパフォーマンス(轢き逃げ含む)を見せていましたね。当時のTake Fiveの記事では触れなかったあたり自分の浅はかさを嘆きたい!
ポイントを取れるとは思いませんが、シンガポールからのニューパッケージならそこそこいい走りが出来そうだと思います。シーズン中のテストが禁止でどうしてもマシンに不慣れな分ベテランのトゥルーリさんと差が付くけど、適応力次第では今のトヨタのポテンシャルなら予選は多分確実にQ2、うまく行けばQ3まで上がれますよ。
だからこそ何よりも思う存分走ってほしいですね。将来への投資と考えてトヨタチームも寛大に、細かいことに目くじらを立てないでのびのびとレースさせてあげて欲しいというのが俺の望みです。

日本人には色んなマシンを乗りこなしたり色んなカテゴリーで活躍出来るドライバーが極めて少ないです。2005〜2007年まで毎年突然呼ばれたりして日欧を行き来してた山本左近はかなり器用な適応力の高いタイプですが、基本的にそういうタイプは極めて稀。世界クラスではF1にもWRCにもプロトスポーツカーもル・マンにも参戦したステファン・サラザンが最強だと思いますが。同じくシトロエンWRTのセバスチャン・ローブアスファルト舗装があってもなくても速いですしね。
フォーミュラ一筋な可夢偉の長期的な不安要素はそこら辺にあると思うんですが、まるで日本の教育課程のように、広く教養をつけるよりも極端な専門家ばかりを育ててしまっている現状を如実に表しているような気がします。

話題はすり替わっていきますが、各人の専門的知識の総和をもってして人類の英知という場合の人間は極めて優秀ですが、よく勘違いされるのが、自動車大国の日本人なら誰でも自動車整備が出来るとか。人間、特に現代の、教育時間的に余裕のない(ゆとり教育のせいで教養をつける時間がない)現代の教育制度下で学校の勉強だけで教養がつくわけがないと言われてしまうのもよく分かる。そういう知識欲を持っている子供自体が減っているんですがね。
でもそういう極端な教育をした方が国家はうまく回る時代になったんでしょう。特定分野が出来なくても他の専門家に任せればいいと。或いは公立の学校教育のレベルを少々下げても問題ないと。でも俺は学志舎のように教養をつけられる勉強の方に惹かれてしまいます。
もっと大きくなってから私立の小中学校の教育を見て唖然としました。俺たち公立組ってめちゃくちゃアホやったんやなと。滋賀県内の公立中学校なら青山中学校以外はどこもそんなもんだとは思いますけどね。どこどこが荒れてるとか言ったって、そんなアホなことしてるのはどこの中高生も同じでは。
高校に関しては膳所高の中と外でかなりギャップがあることもまた事実で、それが湖風祭に外部生を呼べない理由のひとつでもあります。勉強うんぬんはどうでもいいんですが、主にマナー的な面でね。膳所はまだマシな方だと思います、少なくとも俺の周りのコミュニティーは。もっとアホなことやらかしてる人もいるにはいるらしい。
ただ、たとえどんなエリートでもこないだの慶応大学の学生みたいに“思い出作り”のために駅を全裸で走り回っちゃうようなお茶目な方々もいらっしゃるわけですけどね。あえなくお縄になったそうです。
うん、毎年真冬に界王拳見に行ったりする俺が言うセリフじゃないけど、やっぱり全裸は良くないと思うんだ全裸は。ね。