ムゲンノカナタヘ〜To infinity and beyond〜

11月25日に発売する槇原敬之の記念すべき40枚目のシングルのタイトルが決まりました。

その名も『ムゲンノカナタヘ〜To infinity and beyond〜』。カップリングは『冬のコインランドリー』。
まず日本語として直接的・即物的なB面のタイトルからお話しすれば、冬+回転体という組み合わせでどうしても連想するのは1998年冬の『STRIPE!』カップリング『Merry-go-round』。
しかしながら『Merry-go-round』や『赤いマフラー』は街中を宛てもなく歩きながら(この場合promemadeというフランス語のニュアンスは相応しいのだろうか)自分の内面や都会の幸福感溢れる喧騒を描いた楽曲であるのに対して、今回の『冬のコインランドリー』はいわゆる室内の冬、一番近いのは『今年の冬』あたりになるでしょうが、俺が予想しているのは敢えて独りコインランドリーで黙々と洗濯が終わるのを待っているマッキーの寂しさを歌っているのではなかろうかと。槇原敬之の楽曲や発売スケジュールなどに関してはネット上で世界トップクラスの深い洞察をしている自信はありますが、果たして真相は如何に。
A面『ムゲンノカナタヘ〜To infinity and beyond〜』は何かに似てると思ったら昔のTM NETWORKの曲のタイトルに似てた……『BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜』、劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌。何か気持ち悪いくらい似てます。誰か突っ込んだ方が良くないか?発売されてから問題になっても知りませんよ。その時はTake Fiveはこの問題を予言していたということで是非とも祭り上げて頂きたい。そしたら俺はかのシャア・アズナブルの台詞を引用してこう言ってやるんだ。「それ見たことか!」ってね。
“時間は夢を裏切らない”問題はatwikiまとめWikiが作られているので今でも容易かつ詳細に事件の成り行きを知ることが出来ます。今回同じような問題が起こったら俺が率先してまとめWikiでも作りましょうかね。
松本零士には裁判で勝ちましたが、いくら保釈金を払って経済的に弱体化しているといっても小室哲哉の財力は強大です。だからあんまりややこしいことはしないでくれ!頼むから!前は銀河鉄道999で今回はガンダム、ということになったら、必然的にマッキーとアニメの微妙なつながり――まだ一度もタイアップがないうえにあまり良好とは言えない因縁――を感じざるを得なくなってしまうではありませんか。隠れヲタ?
今回の発表を受けて思うに、少なくとも俺は、或いは可能ならあらゆるファンが、ファンだからこそ盲目的にならずに時には批判的な目で見なければならないのかもしれないと。俺にとっては常日頃から自分の周りのいろんなことに邪推とツッコミを入れている日常生活の延長線上、それこそ“顔を洗うのと同じ日常”なんですが、この際だから皆さん自分の好きなものに対して徹底して批判的になってみるのも良いかもしれませんね。オススメしときます。慣れてないと脳味噌が疲れるかもしれないけど、慣れたらそれが習慣になる。夏目漱石の『吾輩は猫である』の言葉を借りれば、たいていのことは一度あることは二度あり二度あることは三度あり、三度あって初めて習慣となります。まあ、俺は何かを新しく習慣にするのがめちゃくちゃ苦手なんですけどね。例えば勉強とか勉強とか、或いは勉強とか。


イタリア語絶賛勉強中でございますが……大変おもしろうございます。今学んだ中では文法的には動詞活用だけはどうしようもなく七面倒くさいことになってはいるけど、そのおかげでほとんど主語要らずなところとか、ちょっとラテン語かじってたおかげで非常にやりやすいです。ラテン語家督を継いだ長男がイタリア語だというくらい似てます。
大学の第二言語でイタリア語が取れるところはないとは言わないけどなかなかないです。EUの実権をフランスとドイツが握ってるし、国連でもフランス語バリバリ使うらしいですしね。もちろん英語もバリバリ使うんでしょうけど。最近の世の流れに沿って、中国語(北京語?広東語?)やらスペイン語も取れるところはあるらしい。


アメリカのレクサス所有者の1割は「暴走」経験があるという話を聞きました。あんまり気持ちのいい話じゃあないけれども、よくよく考えたら妥当な数字かな。ハイウェイは日本よりも飛ばすし、日本みたいに180km/hのリミッターもないし、やっぱりBMWなりレクサスなり、ハイパフォーマンスFR……完全に同義ではないけど分かりやすく言えば快速セダンなんか買っちゃったらそりゃあ飛ばしたくもなるわな、と。或いは1割で済んで良かったのかもしれない。このネタを描き始めた時はもっと批判的に書こうかとも思ったけど、書いてるうちに考え方が変わってしまいました。
日本でも、速度制限こそオーバーしていなくても、ついついワインディングロードを思いっ切り走りたくなってあてもなくドライブウェイなんぞに行っちまった経験のある人は、多少なりともクルマが好きな人ならきっとある。もちろんやりすぎは良くないけどさ、ドライブしに行くってそういうことですよ。
まあ、だからといって笑って見逃せとまでは言いませんが。でも数字そのものに対しては妙に納得が行くように思います。

中間試験も折り返し。テストなのに欠席者が多い今日この頃。それでも信用できないのは多分俺がいよいよ本格的にちょっとした人間不信になったからか、最初から信じないと決めてかかっているからでしょうね。信用しない方が悪いのか、信用を失う方が悪いのか……俺には判断がつきません。一方的に俺が悪いと言われたら、ひょっとしたらそうなのかもしれないし。

おまけ。夢に担任の先生が出てきました。そんなに俺に想いを寄せられても困るんですけどね、古文的な意味で。
俺が演歌を口ずさんでいるのを聞いて一言、「えらい古い歌やなぁ」。曲目をバラせばフランク永井の『君恋し』、現世に帰還してから調べてみたら1961年の第3回レコード大賞グランプリになってました。俺はジェロのカヴァーがあったからこそこの曲を知っていますが、そりゃ普通に考えれば古いわけやわ……。