The Typhoon Family

台風一家です。嘘です。台風一過です。

台風18号が去りました。10月8日、学校は見事に休校になりやがりましたね。今年度はいろいろとイレギュラーな休みが入ります。午前中は晴れてるけど出かけることすらかなわない。何となく、警察が巡回してるような気がした。多分5月のインフル騒動が俺の中でまだ尾を引いているのではないかと思ってる。今思えばおまわりも命の危険を冒してまでたかだか学生どものために巡回なんかしませんよね。
しかも塾はありました。この狂信的京進め!
中学の頃にも暴風警報で学校が途中下校になった日があったような気もするんですがね……誰か覚えてる?

俺はたまに……いやいや、かなりの頻度で冒頭部分のようなくだらないことを言います。根本的な日本語のセンスが悪いのか、それとも人を笑わせる才能に欠けているのか……いや、別に狙って言ってるわけじゃないです。天然です。
自分で自分のことを天然って言う奴にロクな奴はいないって俺たちの櫛枝さんが言ってた。

図書カードで人間は幸せになれます。金券ショップで買うからほんの少し小銭が帰ってくるのは言うまでもなく、手持ちのお金を気にせず本が買えるのは魅力ですよね。まあ、それはお金を使った、という実感に欠けるということと表裏一体の関係ではあるんですが。でもどっちでもいいなら小銭が戻ってきた方がいいなどと近代合流主義的な味気ない結論で締めちゃいましょう。

でも、高校生って合理性に欠けると思うんですよね。他の人々を見てても、もっと上手く立ち回れるやん!とか、その服装は格好良さと実用性が両立出来てないぞ!とか……極限の例としてはやっぱり自転車です。あの市販状態以上に無駄に曲がったハンドルを見るとバーナーで加熱殺菌消毒してまっすぐにしてやりたくなってきます。その方が手元の動きが小さくクイックにハンドルが回せるんですよ。立ち乗りするにしても自分の体重をまっすぐ預けられるから力が入れやすいし。

みんな本当は体調悪くもないのにノコノコ学校休みやがって、と思う今日この頃です。よほどの流行病でないのなら体調不良は自己責任ですよ。それに学校ってのは冠婚葬祭以外で一番プライオリティの高い要素なんですから。
でもどんなに俺が嘆いても無駄なのかもしれません。みんなくだらない理由やありもしない理由で休む癖がついてしまってるんですから。皆勤で通してる俺のモチベーションはどんどん下落しています。
何なの?高校生が学校の授業に出席するより大切なことがそんなにたくさんあるわけ?それとも家でグダグダするのが授業より大事なの?いくら予備校や塾の授業がレベル高くても、俺たちは塾生である以前に高校生だということを、忘れないでいただきたいものです。


さて。今年も隔年恒例、東京モーターショーの季節がやってまいりました。ひゃっほう!!
今までもいろんなマシンが出ては去り、ある車は少し形を変えて市販化され、ある車はお蔵入りになりました。
1999年のRX-エボルヴは2001年のショーモデルの後RX-8になりましたし、フェアレディZも似たような運命を辿って復活しました。2001年には今のR35 GT-RのファーストモデルやトヨタのpodとRSC、マツダ・アテンザにホンダのインテグラやデュアルノート、スズキのGSX-R/4なんかもいましたね。2003年にはマツダ・クサビや三菱・i、ホンダのHSCもいました。2005年にはマツダ・ロードスターのコンセプトモデルがあったはずですし、時期的にはLEXUS LF-Aもいたと思います。GT-Rコンセプトの市販に近いタイプもね。2007年もLF-Aはいました。あと市販型GT-R。コイツはグランツーリスモ5プロローグと連動して発表されましたよね。

今回の個人的な目玉はまた数台。
まず年々進化を続けるLEXUS LF-A。とうとうニュルブルクリンク24時間レースにも参戦し、存在が公然の秘密どころかモロバレだったんですが、今回の出品を最後に市販化するとかしないとか。4.5リッターV10なら8500rpmくらいまで回りそうですよね。450馬力は堅いでしょうし下手すると500馬力に入りますね。プロジェクト開始から10年が経つと言われますが(参考までに日本におけるLEXUSブランドの展開は2005年から。アメリカは1989年)、登場したらトヨタ史上最強のマシンとしてスーパーGTに殴り込んでくることでしょう。やっぱりソアラじゃ何だかねぇ?
世界的に見てもフォードGTやマセラティ、そしてGT-Rと肩を並べるスーパーカーがようやく“世界の巨人”から送り込まれるわけですから、Gazoo RacingによるFIA-GT参戦を予想しています。

次はホンダのCR-Z。かつての名車CR-Xの復活で、小型クーペボディに前輪駆動ハイブリッドシステムを搭載してマニュアルトランスミッションを組み合わせているらしい。マニュアルである必要はないと思うけど……これに関しては後述します。

FT-86
最後は再びトヨタに戻り、新しいスポーツクーペ、Toyota-Featuring――TF-86について語りましょう。
コイツはかねてからその存在を噂されてきた、株式関係のあるトヨタ/スバル共同開発の4人乗りスポーツカーです。ルックス的には2シーターになってもミッドシップになってもおかしくないくらいワイド&ロー&ショートなんですが、実際はFRで前後2人ずつの4シーターというあたり非常に好感が持てます。もうバブルやないんやし、スポーツカーもプラクティカルであるべきだと思うので、RX-7よりはRX-8です。ある意味で半セダンスタイルのあのボディこそある意味スポーツカーのあるべき形ですから。
閑話休題、エンジンはスバル製水平対向4気筒。排気量は好評されていませんが1700mm強の車格から個人的に察するに2リッター、立ち位置的にはS15シルビアに近いと思います。車重は1200kgくらいかな。
こちらもオーソドックスな3ペダル式のいわゆる普通のマニュアルトランスミッションを搭載しています。これはハイテク武装やオートクラッチスーパーカーとは違い、自分でクルマを走らせるという人馬一体の楽しさに特化するためだそうです。ここだけが俺がしっくり来ないところ。
開発コードから分かるようにトヨタ史上に残る名車AE86カローラレビン/スプリンタートレノのコンセプトを受け継いだ現代版ライトウェイトFRスポーツの復活という使命を背負っています。それはすなわち死語を承知で言えばボーイズレーサーの復活を意味します。レビン/トレノ時代にすでにハッチバックボディを廃しているのでホットハッチの流れは受け継いでいませんが、レビンからカローラランクス、さらにオーリスや発展モデルのブレイドにそのホットハッチの血が脈々と受け継がれていると思います。ランクスは1.6リッター直列4気筒4A-GEU後継の1.8リッター直列4気筒2ZZ-FEを乗っけたり、無難に1.5リッター直列4気筒1NZ-FEを乗っけたりしてましたしね。
しかしTE27から続くレビン/トレノの流れの中、22年前に絶えて未だ戻らないコンパクトFRスポーツの系譜は今度こそ復活することになるかもしれません。アルテッツァなど、4ドアセダンながら2リッター直列4気筒3S-GEで210馬力を叩き出し、ハチロクの後継車と言われましたが、1400kgのボディが重すぎ、ハチロクの子孫という意味では大成しなかったのです。

しかし、今回の出品車を見て思いましたが、今もうクラッチ付きマニュアルは必要ないような気がします。今や小型車はCVT、大型車は7速セミオートマなんて積む時代ですよ。俺自身マニュアルにこだわりは全くありません。っていうかこの左足で半クラとか出来る気がしない……。今回のCR-ZやTF-86に対しては批判的にはなりませんが、個人的にはマニュアル要らなくね?と問いかけをしておこうと思います。


今日草津駅西側にミドリ電化の新店舗がオープンするので偵察してきます。タイミングを重ねてジョーシンが店舗改装のために叩き売りをやっているのでそっちは見てきました。なんか、かつて水口店がやったような思い切りの良さがなかったけど、店舗改装であって閉店ではないから腹の切り方もそこそこなのかな。
ミドリ電化もちゃんとレポートしようと思ってはいますが、あまりに見るべきものがなかった場合はサクッとスルーしてしまうかもしれません。あらかじめご了承ください。

来年公開の観たい映画がすでに3つ溜まっています。それが中長期的なモチベーションの源でもあるわけですが、待つのは嫌いじゃない俺としても時計は早く回って欲しい。でも忙しくなるとやたら時計が遅くなる(潜在的に苦痛ってことかな?)俺ですから、みだりに時計を加速させるのはぞっとしません。それを利点として受け止めて、センター試験までの98日間を196日間くらいの気持ちで過ごしてやります。
村上龍原作『半島を出よ』は怖いけど一度映像で見てみたいし、架空とはいえ舞台考証も見応えはあります。文庫版の最終ページにズラズラっと参考資料一覧が数ページに渡って並んでいましたから。
吉田修一原作『パレード』はまたえらく古いのをチョイスしたなぁと思いつつも、分かりやすいエンターテイメント感のないけっこう地味な物語をいかようにして映像としてアレンジしていくのか、っていうか主演が藤原竜也っていうのはデスノート並みに似合ってないように思うけどそこもどうするのか。
やるやる詐欺と言われながら今回の2期を経てとうとう発表された『涼宮ハルヒの消失』も来春公開が発表されました。俺が個人的に一番好きなエピソードで、スピンオフまで存在する『消失』ですから期待してもいいですよね。ただ物語の整合性のためにはテレビ版視聴ないし原作既読必須なのが興行収入としては惜しい。まあでもそれは映画の特性上仕方ないのかもしれませんが。


センター試験の追試験がインフルエンザ対策で1週間延期、且つ全都道府県で行われます。これでみんな心おきなく休めますね(前述の記事から皮肉を込めて)。
でも追試験ってめちゃくちゃ難しいんですよ。それでも得点換算は本試験と同じですから、出来れば休まずに切り抜けたいものです。善良なる市民たる皆さんはくれぐれも体調を崩されませんようお気をつけください……。