評議会連邦と社会主義のおはなし

月2万円強の子供手当はないよ。社民党の1万円プラス施設整備の方が賢い。2万円を生で渡したところでちゃんと子供のために使ってくれるとは限らなくなってしまったのがこの御時世ですからね。

民主党の希望としては衆議院の比例議席の数を180から100に減らしたいとか。もちろん小規模ゆえに比例が大事になる社民党国民新党は大反対。民主党も連立政権組んでもらってる立場で仮にも身内を撃墜するようなことを言いなさんなと。何や、民主党は単独政権に持ち込みたいんか?そんなワガママな!!

民主党の政策を見て思ったんですが、鳩山さんは日本を福祉国家にしたいんでしょうか?高速道路の無料化なんかドイツのアウトバーンを連想させます。っていうか道路公団民営化と矛盾してない?国営に戻されるんでしょうかね。
アウトバーンといえばフォルクスワーゲン・ビートルと並んでアドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツの功績の1つですよね。そりゃあヒトラーが独裁者だってことを否定する気はないけど、国民の生活レベル向上のためにドイツ全土に高速道路を引き、安くて4人乗れる小型車をフェルディナンド・ポルシェ博士に開発させた。その熱意は現在のインドのタタ・モータースとナノに通じるものがあります。今となってはポルシェは親元のフォルクスワーゲンを買収して経営統合しようとしてるんですけどね。

福祉国家といえばスカンジナビアです(スカンジナビアは国名やないで!念のため)。総じて寒い国は福祉国家が多いです。逆もまだ真なり。と言うか“みんなで身を寄せ合って生きる”という国民性が根底にあるので、或いは共産主義ソビエト的な社会主義も、寒かったからこそ必然的に選択されたもので、寒かったからこそ成立できたのかもしれません。それにあのユーリ・イルセノビッチ・キム(さあ、誰だと思う?)だってソ連生まれですからね。何か通じるものはあったと考えることもできる。
俺の一個人の意見としては、民主主義はそれを実行できるくらい国が豊かでないと成り立たないと思っていますから、農作物にも乏しい極寒の北の大地シベリアで大国を切り盛りするには社会主義しかなかったのではないかとも言えます。独裁政権下で計画的に国家を発展させるのも、最後は悲痛な運命がいつもつきまとうというのに、今度こそ成功できると信じて頑張ったんですから。
だから、本当の意味で経済的に豊かな国というのは、民主主義のもとでも国家が破綻しない国のことではないかと思うのです。貧しい国では民主主義にした途端に国内経済が立ち行かなくなると言うかもはや生活自体が困難になりますからね。個人の幸福追求が国家を豊かにしてくれるとは俺には到底思えんのだが。


政治体制がコロコロ変わるのでセンター試験レベルの政治経済ですでに混乱しています。与えられるデータがリーマン・ショック以前だったり、小泉さん及び後の3人であれやこれやのシステムが変わっているので正直言えばさっぱり分かりません。どないしよう?


新しくできたかがやき通りのハイパーブックスは素晴らしかったです。CDの品揃えこそ普通やけど充分やったし、書籍に関してはハヤカワSF文庫の揃い方か尋常じゃなかった。いちいちハイペリオンシリーズ残り3作6冊を買い足すのに探しに出かけなくてもいいわけだ。ただ文庫本の分際で1冊1000円もする厚モノなのでまだ購入には至っていませんが。
漫画は棚の使い方が贅沢でした。ディスプレー用の横置きが何ヶ所あったことか!自分の好きなシリーズが横置きされてると嬉しいですね。
自動車分野の書籍見てるとバブル期F1ブームの頃の書籍が初版新品で置かれてたりして吹かざるをえなかった。新しい書店ってこういうところがあるから好きですな。
ただこのハイパーブックスの弱点はエスカレーターがないことです。小型のエレベーターが1基と階段2つ。駒井沢店も同じだから仕方ないか?木川にはエスカレーターが登りだけあるんだが。まあこれももっと足を動かせというお告げですよきっと。