勉学に恋した男達

勝てないです、こういう方々には。尊敬の念を込めて言います。知識を得ることにやりがいを感じる人、育成ゲームのように自分に力がついていくのが面白いと思う人、うらやましい。3年前のモチベーションが未だ帰ってこないからちょっと機嫌がよろしくないだけなんですけどね。
でもそれを考えると日本史選んだのも地学選んだのも自分の知的好奇心以外の理由は無いよね。自分が好きで、やってて楽しいから選んだっていうだけで。それにこの辺は勉強もさほど苦痛とは感じないし、だからこそ日本史再まとめをやってるんですが。
センター試験の平均点なんて日本史だけめちゃくちゃ低いんですよ。でもそれも無視した。それはやっぱり学志舎時代からの叩き上げでセンター50点(中3当時)っていうプライドと、さらに歴史を知りたいという欲望があったからに他ならない。日本史ならやれる!っていう。現に世界史なんてまったく分かりませんよ。縦横の織り目を全部把握しきれない。
日本史に関しては自分の家のルーツや苗字の意味とかも調べてありますし滋賀県の歴史も人並みには知ってる。そういう自分自信やドラマにダイレクトに直結する歴史ならまず忘れないし。
やっぱり歴史が好きなんですよ。こないだやしきたかじんそこまで言って委員会を見てて思った。太平洋戦争(≒大東亞戦争)についても知りたいことは山ほど残ってるし。ミリタリーには今のところ興味はないけど。

あ、前回の記事、写真に不具合があったので修正してあります。きれいに写真載せたのって久々やなぁ。

高校生風情には手が出せないシロモノとはいえ、Bluetoothによるワイヤレスイヤホンが普及しつつある現在。それならエレキギターもワイヤレス化が進んで然るべきではないかと昨日NHKMUSIC JAPAN見ながら思った。
そんな感じで調べてみたらやっぱりありましたよ、しかも割と昔から。やっぱり先人たちは賢いですね、俺が考えたことはたいてい先を越されてる。これでもいろんなモノやノウハウ、ソリューションを開発・改善させてきてる方やねんけど。
ただ古いワイヤレスユニットは現行の無線法に引っかかるとか。しかも値段高いヤツ買わないと安物買いの銭失いらしい。やっぱり高校生は無線なんて言ってないで有線の確実性を見直せという神のお告げですね。


NHKMUSIC JAPAN、昨日は新世紀アニソンスペシャルということで、かなりの友人に宣伝をしまくってたわけでございます。俺自身が見る決め手になったのはみのりんの音楽番組初出演!!見るっきゃない!夏が始まって収録の情報を聞いた頃からずっと楽しみにしてましたからね。
正直ここがホームグラウンドな水樹奈々を筆頭に、我らがみのりんこと茅原実里、去年マクロスフロンティアのヒロインであるシェリル・ノームの歌パートを担当したMay'n、シンガーソングライターとしても知られる栗林みな美や石川智晶、あとはangelaとかも出てましたね。あんまり馴染みがないもんだから知らない曲の方が多かったがそれでもいい。NHKが久々に面白い企画をやってくれた。
どうやら収録ライブ全部を放送したわけではないようで、茅原さんは少なくともParadise LostとTomorrow's chanceの2曲を歌ったみたいなんですが放送されたのは前者。なんでこんなこと知ってるのかって、奈々さんの舞台裏取材のバックでステージから後者が流れてきてたから。放送は小一時間といった具合ですがライブはちょっとしたアニサマみたいな感じで2時間以上はやってると踏んだ。
水樹奈々に関してはオリコンウィークリー第1位にまで上り詰めたULTIMATE DIAMONDからの選曲ではなかったことが残念でした(悦楽カメリアのPVは流れてたが)。Trickster以前の楽曲にはまだ手を出していないので。あと1人だけ3曲はズルい!まあ、でも好きなシンガーで良かったよ。

Paradise Lost喰霊-零-のOPだったっていうのもあるけど、舞台の盛り上がり方も凄かった。衣装もPVに近い赤黒の配色で、マイクさばきとかリズムを取っていた綺麗な右脚とか着眼点はいっぱいありましたが(普段の俺からしたら、どこ見てんねん、と)やっぱりライブとなるとテンションが違う!ライブこそが素なのかもしれない。

コーナーの間にちょこちょこ挟まる奈々さん&みのりんの一言。長門有希Ver.の「ミュージックジャパン、アニソンスペシャル……」……気絶するかと思った。テレビから目線外してたけど思わず向き直ったね。
あとは南千秋Ver.の「アニソンスペシャルだ、バッカ野郎!!」とか……真顔でいろんな声が出るのはさすがにプロフェッショナル。っていうか最近演技も格段に良くなった。一時的は歌とルックスの良さに演技力がついてきてないという批判的意見が多かったが(まあ、デビューした当時は確かにあんまりやったしな)。


SCANDALなるガールズバンドが――以前めざましテレビで見たことがある――Don't say "lazy"をカヴァーしてたけど、あれはちょっといただけない、なんかイマイチ。歌い方や演奏を荒くすればロックとして許される的な魂胆が見えたような気がしたわ。音もけっこうエフェクターに頼ってただけやし、未熟さが隠せなかったというか……洗練された感じがなかった。音楽は常にソフィスティケイトされたものでないとなりません。
っていうかケーブル(正式にはシールド)が見えなかったから下手すりゃ録音と口パクならぬ弾き真似の可能性はある。ワイヤレスユニットらしきものも視認できなかったし。
リズムギター2台でリードギターいないとかキーボードいないとか……リードやるテクニックの持ち主はいなかったのかと思う。かの矢野顕子女史もかねがねミュージシャン達の演奏技術向上を説いていらっしゃいますが、俺もその考えには賛成。あと個人的意見としてはキーボードを入れてくれないと音作りの幅が広がらないからバンド編成としては面白くない。BUMP OF CHICKENとかもキーボードなしの編成やからたまに飽きますね。年がら年中聴いてるのは無理。

NHK桜高軽音部にもラブコールを出してたっていう情報は聞いてるんやけど、それを許さなかったのは一体どこでしょう。ポニーキャニオン?噂によると金銭面での合意に到らなかったらしいけど、せっかく他局で胸張って宣伝できるチャンスなんやから、宣伝活動の一環と思って出して欲しかったっていう思いはある。
アニメ声の平沢唯こと豊崎愛生なら出しにくいのは分かるけど(テレビのランキングとかも極力声が入らないようにしてる)……むしろそこまで見越してのDon't say "lazy"なんやから。秋山澪こと日笠陽子をメインに据えている以上楽曲的問題はなかったはず。
問題があったと思われるのは演奏で、右利きなのに役柄に合わせてレフティでベースを無理矢理習得せざるを得なくなってしまった日笠さんあたりが一番ややこしい事態になってそうな気がする。以前、逆手のギターが拷問だと言ったのはこういうこと。まあ、左手で箸なんかを使うと右脳が活性化するっていう話も聞いたことはありますけどね、真偽のほどはともかくとして。


さて、水樹奈々さんの出場を願いながら紅白の話をしましょうか。今回の出演者の中から紅白歌合戦出場者は出るのか。
紅白歌合戦は深夜番組ではないし、やっぱり大晦日のお茶の間をターゲットに作られていますからどうしても保守的にならざるをえない。ぶっちゃけて言えば保守的な方々からの批判に対してナーバスということでもあるので、新しいチャレンジは常に巨大なリスクがつきまとう。でも何かはやりたいから中途半端に流行り物を取り入れる。例えば美川憲一に無理矢理はるな愛をくっつけてみたり。それぞれ単体で見たらどっちも面白いと思うねんけど、合わせても何にも面白くない。
出すキャストそのものにさえかなり面倒なこだわりがあって、例えばBREAKERZは多分出られない。DAIGOは政治関係者扱いになってるからNHKに出られないらしい。別にあの人は好きではないけどちょっと同情します。
マッキーだって紅白の1回目と2回目は16年のギャップがあったしね。オリコン1位でもSPYは歌詞がアウトだった(当時はストーカー対策法成立前だったが、今で言うストーカーまがいだったから)。それに2000年代において出(られ)なかったのは、やっぱり前科があると、かなり皆が忘れた頃にならないと出してくれないから。通常の番組には出られますが。まあこないだのやしきたかじん(中略)でも酒井法子押尾学の問題で軽くほじくり返されてたねんけどな。
少しでもバックグラウンド――のうち既に大衆に知れ渡っている部分――にネガティブな影があった場合は紅白歌合戦には出られないので……アニソンっていうカテゴリー自体が紅白という土俵で見た場合にはかなり不利な要素を背負い込んでいるのではないかと考えています。
それでもそんな逆境を跳ね返してでも採用する価値は十二分にあると思う!!

BUMPなんかはテレビに出ないしというかもはや無期限活動休止で印税の余波だけで暮らす気やし、某歯学部の大学生(というか、国家試験に受からんとしている状態だが)は未だに覆面で行く気みたいやし。それに今年はSMAPも出られないだろうしね、いくら酔った勢いで、しかも立件されていないとしても。
そういう出たがらないor出さない人もいるねんから……少しでもチャンスがあったら絶対に離さないで欲しいね。深愛でも悦楽カメリアでも何でもいいから、適当にJPopしか聴かない人にも“水樹奈々ここにあり!”とばかりに絶唱を見せつけてやって欲しいものです。