コストカットと安全性の兼ね合いを考えてる時点でどうかと思う今日この頃でございます

ラテン語教則本を学校から借りてます。通算3回目。思い切って買いたいくらいやわ、と。でも1600円も出せ
へんし、如何せんマイナーな、それこそ誰が買うねんといった書籍ですゆえ……半私物化をお許し頂きたい。

今週のオリコンが楽しみです。またCDTV見よう。

読む本がコロコロ変わります。7割方読み終わってたダン・シモンズの『ハイペリオン(下)』⇒東野圭吾『手紙』⇒吉田修一『さよなら渓谷』⇒村上龍『半島を出よ(上)』ときてます。この『半島を出よ』はぜひ夏休みで読み切ってしまいたいですな。2学期になったら紀新と語り合ってるかもしれない。


こないだのハンガリーGP、フェラーリフェリペ・マッサが大事故に巻き込まれて……左側頭部にバリチェロさんの落っことした800g(!)のスプリングが当たったと。280km/hのマシンに対して相対速度は100km/hくらいあったかもしれない(スプリングが180km/hで前進していたとして)。
スプリングを落っことしたのが資金難に陥ったとたん文字通り全ての歯車が狂い出したブラウンGPのバリチェロっていう辺りに耐用年数的な不備を感じないでもないんですが、まさかねぇ?何はともあれ人命だけは絶対に守るのがモータースポーツっていうもんですから。

かと思えばルノーは本戦の1回目のストップで右前ホイールナットの締め付けが緩くてピットアウト後に空中分解、タイヤだけが高さが少なくとも2メートルくらいまで跳ねてた。タイヤがオフィシャルの職員に襲いかかりそうな勢いだったから俺もテレビでヒヤッとした。たまにクラッシュに巻き込まれてボランティアのオフィシャルの方が亡くなることもあるし、昨日の今日みたいな意味もあるし。かつての三菱のリコール隠しでも外れたタイヤが一般市民を襲ったから、考えようによっては全く同じことが言える。片手で持てるほど軽いマグネシウムホイールとはいえ転がってきた時の破壊力はものすごいだろう。
結局ルノーは次戦ヨーロッパ(ヴァレンシア)GP出場停止処分。アロンソピケJr.も当然出ない。今のところ、な。


負傷したマッサの代役にはやれ皇帝シューマッハ復活だ、出場停止中のアロンソを1戦だけレンタルだ、思い切って浪人と化したブルデーを引っ張り上げろ、っていうか正リザーブドライバーはマルク・ジェネだろう、いや誰それみたいな話が出てますが、個人的にはシューミー復活希望です。でもアロンソレンタルも面白そう。
来季のアロンソフェラーリ移籍はほぼ確定的、マッサの復帰が厳しくアロンソライコネン体制になるというのなら予行演習も可能というわけですな。史上最強のジョイント・ナンバー1体制であることは言うまでもない。
ルノーとしては(それこそアロンソが怪我でもしない限り)「全戦出場させてやる(=普通は“途中でクビにしない”という意味)」のがアロンソとの契約の条件の1つですから、今回の出場停止がそれに違反するとしたら、欠場する1戦だけは他チームの空きシートに座ることを認めることで契約違反になってないということにしておこう、というアロンソ側の思惑ではないかと思う。

ルノーとしてはピケJr.も解雇寸前です。ウィリアムズとトヨタエンジン(まず間違いなく壊れない、高価でもない、性能も悪くない)を結びつけるという重責を負った『まぁまぁ王子』中嶋カジキこと中嶋一貴とは違って、ルノーはピケを斬ってもロマン・グロージャン(スイス/フランスの二重国籍)が控えてるし、まあ琢磨ちゃんやクルサード先生を呼び出しはしないだろうけど、ある程度換えが効くんだわな。わたしが死んでも代わりはいるもの、と自らのことを指して言ったのは誰だったか。


マッサさんの一刻も早い無事な復帰をお祈りいたします。


今は書く事が思いつかない。とりあえずここまでで。