MEGA SOLAR

Aブロック・ビジュアル、クランクアップです。
皆さん本当にお疲れ様でした。
俺はこれから金土日と紀新宅にこもって編集の手伝いしてきます。

あとTake Fiveから膳所高生に向けてプレスリリース。
7月14日・湖風祭2日目の12:00より4階選択C教室にて

ギター班発表

を行いたいと思います。時間のある方はぜひ。
俺は3曲くらいやるつもりー。邦2、洋1ですね。曲目はまだ秘密。去年は洋3でCHAOS以外の何者でもなかったけどね。

NEWS ZEROでドイツのソーラーパネルの普及について見た。かの国では売電ビジネスが成立してるらしいですな。
俺が普段口をすっぱくして言うところの、“儲かることは本気出してやる”という人間の本質をうまく利用した結果ではある。“エコロジーとエコノミーは対立しない”っていうコメントが出てたけど、言い換えればそう言うことだ。エコノミー面つまり売電ビジネスで(長期的に見て)儲かるというメリットがあるから大枚はたいてソーラーパネル買って、10年以上先に利益が上がり始めるのを待つ事ができるわけだ。

ドイツはこの6年間でソーラー発電量を20倍に跳ね上げた。
メガソーラーと呼ばれる、元牧草地などに設けられた超巨大太陽光発電設備の建設と電力会社に対する売電ビジネスの成立がその大きな原因である。繰り返す。儲かるシステムの成立によって太陽光発電設備は爆発的普及を遂げたのである。

MEGA SOLAR

日本においては先日麻生総理が、これから12年間で太陽光発電量を20倍にするプランを発表した。
ドイツと同じメガソーラー方式ができるほどの土地が日本にはないので、おそらく個人や企業ビルへの普及、公共機関への設置などで達成するのだろう。

ここで、同じような境遇にあったハイブリッドカーと対比してみよう。
くどいようだがこの春ハイブリッドカーは大躍進を遂げた。
それはトヨタ・ホンダ両陣営が価格を大幅に下げたことと、減税によって間接的に政府が補助金を出したこと。これによってハイブリッドカーの敷居は大きく下がり、結果的に爆発的普及(プリウスは前年度同月比で売り上げ259%アップですよ)を達成したのである。

それすなわち、日本で、個人における太陽光発電の普及には、国カラの補助金が必要不可欠であり、ハイブリッドカーのように、長期的に利益を得る作戦ではなく比較的短期的に利益を取れるようになったら、つまり量産効果などによって太陽光発電設備設置にかかるコストを大幅に減少させる事が可能になったら、もっともっと太陽光発電は普及すると思う。つまり好循環に乗せてやればいいのだ。
個人的には10年以内に利益が取れるようになったら一気に普及率は上がると思うし、5年を切ったらもう買わないほうが珍しいようなくらいにまで普及してくると思う。

すべては、お国の算段次第である。良い未来を期待したいものだ。