Πανδημικ

パンデミック。pandemic。
pan-Pacificのpanにdemocracyのdem、形容詞語尾のicでpandemic。panはall、demはギリシャ語のdemos:peopleからきています。
ちなみに現在はまだパンデミックではなく、地域的感染;エピデミックの段階です。WHOのボスの中国人のオバチャンも、北京がやられたら意地でもパンデミックにすると思うんだが、東京ではいかんのか。

とうとう我らの滋賀県にも、H1N1型インフルエンザが進軍してきました。しかも京都奈良という外堀を埋めるのではなく、いきなり立命館大学びわこ・くさつキャンパスという“内側”からの攻撃です。思えば大学ってのはいろんな県から人が来てるわけだから、考えようによってはもっとも危険な場所であります。
紀新曰わく罹患した大学生は“自転車で”膳所大津市民病院まで行ったということで……住所は公開されてないけれども恐らく膳所高からも遠くないのではないかと思われます。

この発症を受けて、湖南地域6市――すなわち、大津市草津市栗東市守山市野洲市湖南市では26日(火)まで全公立小中学校と高校を休校、私立も恐らく同じような措置を取っているだろうし、言わずもがな立命館大学龍谷大学も休講でしょう。

我が膳所高も昨日はテスト2日目で、俺としては山場は既に乗り切った後やったけれども、世界史や物理を残しているヤツもいるから……人によるな。
テスト終わって、いつものように図書室に雪崩れ込み勉強……と思ったら校内放送。

「部活をしている生徒は、今すぐ部活をやめてホームルームに戻ってきてください。」

逃げ帰らんとする生徒を校門でとっ捕まえて引き返させてまで集合かけてた。地歴を2つ履修してる人間だけは既に2時間ほど先に帰ってたけども。ANCHORのテレビカメラも来てたし誰かインタビュー受けてた。

で、まあ結論から言えば、休校(笑)というヤツです。一斉帰宅、後に学校が構築した連絡システムからメールが来て正式に休校が決定。


ここで終わらないのが俺です。


一旦自宅に戻った後電話で打ち合わせて、松尾と2人でカラオケ突撃を敢行。パトロールのオバチャンをかわし、シダックスで入店を断られても諦めず、教育委員会と警察の魔の手が伸びる寸前に草津駅前のカラオケで2時間歌い倒してやりました。今まで行ったカラオケで一番節度のない選曲を決め込み、専門外の曲でもお構いなしに無理芸を続けたせいで喉がちょっとイガイガするけど仕方ない。

帰ってみたらエピデミックが東京や神奈川にまで飛び火してた!!関東地方の方々には気をつけろとメールしてありますが、大丈夫でしょうか。

台湾はかつて大地震の支援のお礼に、日本にマスクを贈ってくれたらしいですが、そんなことして自分大丈夫?という気分です。自分の首を絞める結果にならないことを望みます。


メキシコでは死亡率が2%ありますがアメリカは1%を軽く切ってます。日本では死人は出てない。単純にメキシコと同じ比率で見れば4人くらい死んでる計算になるから、逆に言えばそれだけ日米とメキシコの医療格差が存在しているということになります。

日本にとって救いだったのは、新しいウイルスが弱毒性だったこと。すなわち中世欧州などのように疫病で国民が死んでいくことがないっていうこと。そこからが本当のハルマゲドンやからね。


さて、長期的に見れば予想外に小さく扱われていますが、裁判員制度が始まりました。「モチはモチ屋」の考え方な俺には未だに賛成できないのですが。
裁かれる被告人が一番腹立たしいと思う。一審だけとは言え、自分の運命を素人に決められてしまうのはやっぱり嫌だろうに。お国は被告人の立場なんて考えてくれるわけないけどな。情報公開とか、“権利”を振り回す人間に負けたんじゃないの?そんなことを考えてはいますが、呼ばれたらよほどの理由がない限り断れへん。だから裁判所に行くために会社を休むわけだが、快く(?)それを送り出してくれる職場、企業、社会がすぐに出来るんでしょうか。会社休ませへん裁判所行かせへんっていうところが絶対出て来ると思うねんな。


予習貯めとこ。