Non omnes qui habemt citharam sunt citharoedi.

="Not all those who own a musical instrument are musicians."
“楽器を所有するすべての人々が音楽家だとは限らない。”……非常に耳の痛い言葉であります。英語の文法説明は省くけどSVCのSが長くて読みづらいな。関係代名詞節を後ろに回すとwho以下は間違ってmusicianにかかるからニュアンスが変わってきます……。

『音楽家』の定義なんざ分かりゃあせんから、どれだけ悩んだり考えたりしたところで明確な答えなんて出ないけれども、一番広義的に考えて、楽器を所有するだけでなく自ら音楽を奏でるor歌うことに喜びを感じる人を皆音楽家だと言ってしまって良いのなら、俺だって音楽家だけど。
プロフェッショナルの定義とかそんなんは取り敢えず抜きにして、個人の哲学的観点から考えれば、他の人々に感動や楽しさ、喜びなんかを与えられるような演奏や歌唱が出来る人っていうのも一理ある。
プロフェッショナルとしてカネが絡むと定義が少し変わってくるので……カネ出すに値するとか、他の人に真似出来ないとか。
でもそういう利権とかが絡まない限りでは、何にせよ創作は最初は真似から入ってもいいと思う。そうやって身に付けてゆく技術もある。



草津脇本陣で猪バーガー喰ってきました。
美味しかったよ。予備知識なしで喰ったら猪やなんて分からへんと思う。ボリュームあるし、モスバーガーみたいやったね。600円という値段は少々お高いかもしれないが……たまのことやからということで皆さんいかがでしょう?
巻き込まれたのはまたしても竹馬の友バギー。先日、1年間のお勤め(NOT服役)を終えられました。本当にご苦労さまでございます。

ただ出掛け先で俺の持病が再発してバギーに迷惑かけちまったのは非常に……いと申し訳なしな気持ちやねんな。
日曜日も4回くらい再発して、爆弾抱えたまま外出は出来ひんので一日中家の中に引きこもってた。


コミックブレイドで連載中の『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』の第1巻を購入。原作ハードカバーや劇場版を彷彿とさせる群青色の装丁がたまらない。
漫画そのものもリアルとデフォルメのバランスが良くて非常に読みやすい。ガチガチに固めすぎて、独特の清々しさがスポイルされてしまうのではないかと心配だったから良かったよ。本当に新人か?
この『イノセン・テイセス』は外伝というか……スピンオフみたいな役割だから、本編で描かれたロストック社側の函南優一(カンナミ ユーヒチ)や草薙水素(クサナギ スイト)は登場せず、物語はラウテルン社のパイロットの少女、織科真海(オリシナ マウミ)の視点から描かれていく。ガンダムで言うところのジオニックフロントみたいなもんだろうか?

国家対国家ではなく、軍事企業対軍事企業によって繰り広げられる仮初めの(≒偽りの)戦争と、それに携わる人々の社会的地位や、向けられる憐れみ等々……個人の独白風に描かれていながらも、(航空機マニアな)原作者・森博嗣の自己陶酔だけでは終わらない重いテーマに、是非とも触れてみて欲しい。


5月13日。俺にとって一番大きな意味は、今は亡きスーパーアグリのスペインGPにおいての初ポイント獲得記念日です。
株式会社エー・カンパニーの秋田さんは先日SAF1の復活はないと明言したから……いつまでも過去に縛られている俺が悪いのかもしれない。


今年のスペインGPはブラウンGPのバトンがまた勝って5戦中4勝の圧倒的なリザルト。バリチェロもいずれ5年ぶりに勝つな。
しかしながら早くもブラウンの独走に嫌気が差してきたかもしれへん俺。まだ無自覚やけど。今回はマッサが(ガス欠の危険があった終盤を除けば)かなり復調してきたから……新旧大勢力対決は可能かもしれへん。

ライコネンコバライネンはもう知らない。特に前者は。
ルノーがピケジュニアをクビにする時はグロージャンではなく琢磨を雇ってやって欲しいです。
ウィリアムズはいつまでまあまあ王子=中嶋一貴を使い続けるやら……今年度末の成績いかんでは、GP2を終わらせた小林可夢偉が中嶋に取って代わる可能性も十二分にありえる。GP2アジアシリーズのチャンピオンにも決まったことやしな。

可夢偉=カムイというファーストネームを良いと取るかDQNネームと取るか……分からん。彼の父親曰わく由来は“偉大な夢を可能にする”らしいが漢文の様式から見ても怪しいんだけど……カムイ、カムイか。日本語の語感ではないとだけ言っておきます。