世界最強のおっさん集団

身体測定、やっぱり変わってませんでした。163cm/53kg(ジャージ含む)でかれこれ2年くらい変わっていないように思う。

メール投稿で記事を続きに分割するテスト中。今日は後半部分が音楽の話ばっかりです。

ナイトスクープのゴールデン見ましたか!?関西圏に住んでいない人には、深夜番組が毎週のように視聴率20%超えてるっていう話も信じられないかもしれない。でも本当。
(ゴールデンには出なかったが)こないだのナイトスクープのガオーさんと蒲生郡のガオーさんは面白かった。

今日は比較的暖かかったね。もう春だ。桜もちらほら咲き始めてきたみたいやわ。
俺はチェリーブロッサムは(何故ここだけルー語?)けっこう好き。花見も好き。宴会がやりたいわけじゃなく、桜の木の許で暖かな気候の中ゆったりまったりとした時間を過ごすのが好き。


QUEENのJEWELS 2もキンモクセイと同時に借りてきた。第一級メジャー曲をJEWELSに取られてる感は否めへんけど、最終トラックに日本語サビが入ってたのが泣けたな。あの極上のコーラスでの日本語はたまらんわ。
QUEENを筆頭にした洋楽を聴いていて思うのは、日本の今時のJPopほど抽象的でない、空虚な(←重要)マクロ視点での歌詞がまったくない、ゆえに抽象名詞がほとんど出てこないということ。物質的っていうか……イメージしやすい。逆に欧米人にとって日本の歌詞は(訳しても)意味不明だと思う。
JEWELS 2なら初っぱなから『キミのオカンを縛り付けて』(日本語訳したのは俺です)やからね……ぶっちゃけて言えば「どこの馬の骨ともしれん奴に娘はやれん」に対するレジスタンス。あとはBicycle Raceもひたすら転調して“自転車、自転車、俺の自転車に乗りたいぜ”とか言われるとさすがに突っ込みたくもなるけれども。
初代JEWELSの方が聞き慣れてるからそっちで話を進めれば、Don't Stop Me Nowがやっぱり何度聴いても歌詞がブッ飛んでる。ハイテンションで止まれない、誰も止められない自分をひたすら流星やらレーシングカーやら衛星やらに喩えまくってる。支離滅裂っちゃあ支離滅裂やから、ある意味では電波ソング的な面もあるかもしれん。ドラムはノーマルの8ビートやけどピアノとギターが盛り上げ役になってる。変に16を使われるよりは遥かに良いね。

QUEENの音楽の持ってる、“おっさん熱唱”の“神々しさ”がやっぱりすごく魅力的。爆風スランプやらブルーハーツが好きなのとある程度共通する部分があるのかもしれない(ブルーハーツ当時はそんな歳喰ってないけど)。音楽理論的には破綻してないから不快感はないし。
マッキーとかが完全に秩序を保った美しさならばQUEENはこだわらない美しさ。しかもレコーディングの努力は惜しまない。

クラシックのピアノは好きだけど、そしてチェロ独奏もいいと最近は思うようになったけれど、相変わらずクラシックバイオリンが苦手。あの高音域を見せつけるような音はちょっと受け付けない。
今はバッハのチェロ独奏曲とピアノ平均律のCDを学校から借りてるけど、平均律はけっこう酔える。不思議な音階やね。
バイオリンは五嶋隆(五嶋みどりの弟)のブラームスもちょっと見た。3年前の映像で当時まだ17くらいだったけど、すごいな!!
クラシック界って――っていうかどこの世界でも――、歳喰わないと出さしてもらえないみたいなところがあって、それはそれである観点では間違ったことではないけれど、若くて才能や実力のある人が押さえつけられてしまう時もある。
でもこの映像を見て思ったのは、実力が伴っていれば若くてもチャンスを得ることが出来るんだな、ってこと。音楽界にとって素晴らしいことやと思う。

で、それでもクラシックバイオリン苦手な俺がQUEENと同時に借りたのがBondっていうグループの1stアルバム『Born』。ルックスはそんな好きやないけど、メインがストリングスでバックが打ち込みっていう構成に惹かれたのはやっぱり根源に『雪、無音、窓辺にて。』とかがあるからかな。
エレクトリック/アコースティックバイオリンやチェロを使いこなす4人組。キッチリ音大まで出たあたり本気度が垣間見える。あのコスチュームはいかんともしがたいが。
クラシックのアレンジも自前の楽曲もあるけど、アグレッシブでカッコいい音楽やと思うね。ストリングスが生やから受ける印象がシンセサイザーとまったく違う。小室哲哉とかとは似ても似つかない。

正直言って小室音楽はさほど好きではないので。120%商業音楽やし。売れる曲を書くのも才能だが、もう時代は彼を求めてはいない。彼が時代に嫌気が差したんじゃなく、時代が彼を求めていない。
エイベックスの社長は小室の弁償6億円を立て替えたってね。まあ小室とエイベックスは切っても切れない関係であるわけやし、今のエイベックスの商業音楽・流行音楽然とした雰囲気まで含めて全部は何らかの形で小室の影響を強く受けてるから……社長曰く恩返しがしたいとのことやけど、それはかなり筋の通った理由やと思う。

槇原さんはなんで移籍しちまったのかねぇ。俺としてはワーナー辺りに長くとどまって欲しかった。

俺にとってエイベックスと言えばmove(m.o.v.e.)が真っ先に思い浮かぶ。名義変わってからのm.o.v.e.はさほど好きでもないけど、まだmoveだった頃のGamble RumbleとかBlazin' Beatは今でも聴く。近年ボーカルのYURIが加齢を隠せなくなってきたけど……motsuは相変わらず上手い!
ラップなんて昔から今までさほど好きではないけど、motsuとHOME MADE 家族のKUROは(ベクトルは違うが)なかなか実力者やと思う。motsuはテンポ上げても乱れないしKUROは言葉の選び方がうまい。
SoulJaなんて上手いとも何とも思わなかったしfeaturingというよりむしろ邪魔なんですけど……そこんとこはどうやらみんな平気らしい。感覚の違いと言ってしまえばそれまでなんだが。

で、エイベックスと言えばやっぱりSUPER EUROBEATを抜きにしては語れない。パラパラってもう下火かな……でも世間的には“踊る”音楽みたい。俺にとっては昔から“走る”音楽やねんけど。
やっぱり頭文字Dに出てくる楽曲がほとんどかな。アーティスト名もだいたい決まりきってくるし。
やっぱりSUPER EUROBEATも好みの曲は男性ボーカルの方が多い。これは俺の音楽全体に言えることやけど、女性の声で“好き!!”っていう声には滅多に巡り会えない。ハードルが無駄に高いからね。