You must develop your life by yourself!!

ここ1週間更新してなくてごめんなさい。最近の気分の浮き沈みは完全にちゅるやさん(とハルヒちゃん)に振り回された形になってしまいました。にょろーん

結局13日の夜(13日付の記事よりも後)には公開されず、そのまま忙しくて5日間くらいPCから離れていたらいつの間にか2話まで公開されてた。即落として変換して携帯に放り込んでやりましたがな。いままで待たされ続けた反動といいますか。

読書の方は順調であります。
 海老沢泰久『F2グランプリ』
高橋弥七郎灼眼のシャナ??』
レイチェル・カーソンセンス・オブ・ワンダー
太宰治人間失格
ここまで見ていくとかなり統一感がない。そんなもの最初からありはしないけどね。

『F2グランプリ』は1981年当時のJAF鈴鹿F2グランプリを題材にしたフィクションであります。まだバイアスタイヤからからラジアルタイヤへの過渡期っていうのがすごく時代を感じさせる。鈴鹿サーキットにまだカシオトライアングルさえなかった時代だ。
とはいえレースの駆け引きはすごくスリリング。ハラハラドキドキして誰が勝つのか最後まで分からなかった。それは多分、(強者の中に)“悪役”が存在しなかったから。そして“主人公”が1人ではなかったから。その点が頭文字Dであったり、ミシェル・ヴァイヨンであったりというストーリーと大きく違うところだと思う。
シナリオの作者は作中での『確率』をコントロールできるのだから(つまり確率論は無意味ということ)、その分だけ本当に面白いストーリーを考えなきゃいかんということ。その『確率』の設定をあまりに非現実的なものにしてしまうと、“媚びた”ストーリーになってしまうのです。要するに都合のいい設定ってことね。

シャナは佳境。どこまで話していいか分からない。キリ良く??巻くらいで終わりそうな気がする。

センス・オブ・ワンダー』はReadingの授業でほぼ原文でやったときの難易度がChaosだったので日本語版を一度読んでみたかった。O.ヘンリーとかも教材には出てきたけど、あんなのは全然原文ではない。
で、問題の『センス・オブ・ワンダー』は日本語に直すとすごくEasyだったことが判明。ただ内容的には、味わいとか、考えさせられるものはあった。あんまりジャンル慣れしてないのもあるし。

太宰治人間失格』は友人の愛読書であります。それと『さよなら絶望先生』からの逆流。直接的に読んでみろって勧められたわけではないんやけど、やっぱり影響受けやすいんやね。芥川龍之介中島敦も作品集買ったし。この2人は結構好きです。
で、本題の『人間失格』。客観的にはよくできた作品だと思うけど、俺は共感できず。部分々々で共感できる所はあったけど、投げかけられてるテーマに賛成は出来なかった。俺の永遠の命題“自己嫌悪とその克服”があんまりなされてなかったからだと思う。
むしろ自己嫌悪を受け入れてマイナス方向に落ちてゆく感覚。つまり堕落か。そうだ、まさにストーリーそのものが堕落だ。
“世の中に適応できない”では許されないでしょ。その原因はあくまで自分の側だっていうのまで、そこまで分かってるのなら、社会に適応するために努力する義務があると思うね。変人と社会不適合者は全然別(俺は前者)。
“世の中が悪いんだ”とか言ってる今のヤツらよりは幾らかマシだとは思うけど。

当時のインテリ階級とか学生運動が出てきたのがNandakana。今あんなことしてる奴めったにいないし、やってたら多分ドン引き。


今週は多忙でございました。日直とか図書当番とか体育の担当とか、めったに回ってこない仕事が全部17日の火曜日に全部集中した上に、木曜日――つまり今日の人権学習とやらのための準備に奔走。基本的に仕事をほとんど自分が背負い込んでしまったのが原因。というか上手に振り分けられなかったのが原因。少しは人を頼る事を覚えねばならんのでしょうか。
でも今日までで大きな仕事は全部終わったから、あとはKIMATSUに向けて集中するだけで良し。Library Informationに関しては少しずつ作って行きますよ。

モータースポーツの動きは少ないです。ただ、金融危機の影響でクレディスイスザウバー)とING(ルノー)がF1からの撤退を決めてしまいました。おそらくRBS(The Royal Bank of Scotland)もウィリアムズから手を引くかもしれない。ウィリアムズはペトロブラスにも逃げられてしもたしね。トヨタエンジンだけは中島一貴と引き換えに安定して供給してもらえてるけど、これもこの先どうなることやら。