CASIOと音楽。

CASIOの新しいシンセサイザー「XW-G1」と「XW-P1」があまりにもガチなスペックだった件|松本のメモ帳(仮)

CASIOが久々に(四半世紀ぶりくらいか!)シンセサイザー界に帰って来ましたね。価格帯としてはエントリーの位置付けですが、ドローバーとかいろいろ変わったもんが付いてるのが面白い。
音も機能もしっかりしてます。ちょっと京都のJEUGIAで触ってみたけど。


元々CASIOって電子機器(とりわけ電卓とか電子辞書)だったり、時計のイメージがありますよね。
しかもなんか、あんまり高性能じゃなさそうなイメージがある。
でもデジカメもいいの作ってるし、携帯電話だってEXILIMケータイを名乗るだけあってカメラ性能が(変態的に)高いので、なんだかんだで今まで持った携帯は2台ともCASIOでした(W51CAとCA003)。
しかもどちらかと言うと廉価ですからね。変なブランド料取らないところがある。これは後述する楽器に関しても同じ。


さて、楽器の話に戻りますと、基本的には電子ピアノやキーボード(どちらかと言うと玩具扱いされるもの)のメーカーですが、その背後にあるのはCZシリーズなどのシンセサイザーの経験でもあります。
あとギターシンセだかMIDIギターだかも作って音楽界をかき回していた名残をハードオフで見かけるときもありますw
CASIOの電子楽器の流れについては体系化されたサイトとかがなくてなかなか把握できないんですけどね。
まあ何が言いたいかって、CASIOはちゃんとした楽器メーカーだよってことです。
たまにバカにされることがあるんですけど、なかなかなめたらいかんと思っちょります。


で、私事ですが、未だにシンセサイザーを持っていないので何かしら相棒となる鍵盤楽器を探していたのですが、そこまで予算を用意しているわけでもなく。
果たしてシンセサイザーと呼ばれるものが本当に必要なのか? もうワンランクだけシンプルにして価格を下げられないものか?と考えていたところで、CTK-6000というキーボードに出会いました。

CASIO 電子キーボード 61標準鍵盤 ハイグレードタイプ CTK-6000

CASIO 電子キーボード 61標準鍵盤 ハイグレードタイプ CTK-6000

シンセサイザーの一歩手前のもので、音色エディットはアタックもリリースもレゾナンスもカットオフもその他もろもろちゃんといじれますし(リアルタイムではないが)、ピッチベンドついてますし、シンセじゃなくてあくまでそれ単体で使えるものとして作られたものなので、スピーカー付いててスタンドアロンで鳴るし。
価格も25,000円くらいですがここ数日で価格が下がって19,800円になってました!w、そのわりにやたらめったらいろんなことができます。
これの上位機種はオルガンドローバーまでついてますがさすがにオーバースペック気味なのでパス。ここから下がると完全にただの「キーボード」となりますのでパス。かゆいところに手が届く感じの、ちょうどいいキーボードです。


しかも同じ価格帯のYAMAHAよりも後発なために、いろんな部分がYAMAHAよりも良くできているという……。
買う前から実機も触ってきてたんですが、えらく気に入ってます。

それに合わせるケースもCASIO純正じゃ面白くないので、京都の新京極通のMUSIC LAND KEYでcolor Navy Check KBというやつを買って来ました。決して安くはないけれど、ここはこだわりたい。
そしたらケースの幅(キーボードの「奥行き」に相当する部分)のサイズがカツカツで、入るかはいらないかの瀬戸際でした。助かった……。
多機能型のキーボードって、意外とサイズ取りますね。


こいつを相棒に、そろそろ新しい立場として活動できそうかな……と思っているところ。知ってる人はもう知っているわけですが、詳細はまた追って。